自民党は、年収103万円の壁の見直しを検討しており、年収によって差をつけつつ、最大で150万円以上引き上げる案を検討している。

低所得者層には特に恩恵を与えるため、年収200万円までの低所得者には150万円以上の引き上げを検討している。

政府は123万円までの引き上げを決定していたが、国民民主党の要求に応じ、178万円まで引き上げることに譲歩した。

ただし、国民民主党との合意は不透明であり、18日午後に提示される予定だ。

（要約）

All Nippon NewsNetwork(ANN) 

「年収103万円の壁」の見直しを巡り、自民党は、年収によって差をつけたうえで最大で150万円超まで引き上げる案を検討しています。 

　自民党幹部によりますと、年収200万円までの低所得者層については150万円超に引き上げ、年収200万円から500万円までの人についても非課税枠を広げる案を検討しています。 

　所得の低い人がより恩恵を受けられるようにしたうえで、必要な財源も抑えた形です。 

　政府は123万円までの引き上げを閣議決定していましたが、178万円までを強く求める国民民主党にさらに譲歩しました。 

　18日午後、国民民主に提示する予定ですが、合意できるかは不透明です。 

テレビ朝日