( 267364 )  2025/02/19 03:27:38  
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東京・狛江市で起きた強盗事件で、当時90歳の女性が死亡した事件の実行役である野村広之被告(54)に対し、東京地裁立川支部が無期懲役判決を言い渡した。

野村被告は仲間と共に住宅に押し入り、女性を殴って死亡させ高級腕時計などを奪った罪に問われており、検察は野村被告が直接犯行に関与したと主張。

一方、弁護側は共犯者の証言に疑義があるとして有期の懲役刑を主張していた。

(要約)

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日テレNEWS NNN 

 

指示役「ルフィ」らによる一連の強盗のうち、東京・狛江市の住宅で当時90歳の女性が死亡した事件で強盗致死などの罪に問われている実行役の野村広之被告(54)に対し、東京地裁立川支部は18日、無期懲役を言い渡しました。実行役4人のうち、無期懲役が言い渡されたのはこれで3人目です。 

 

野村被告は2023年1月、仲間と共に東京・狛江市の住宅に押し入り、住人の当時90歳の女性をバールで殴るなどして死亡させたうえ、高級腕時計などを奪った罪に問われ、これまでの裁判で「参加したことは認めるが、僕は暴行をしていない」と主張していました。 

 

検察側はほかの実行役2人の証言から「野村被告は女性の死亡結果に直結するバールでの暴行を行った張本人だ」と指摘したうえで、「抵抗できない女性に一方的な暴行を加えており、犯行態様は執拗かつ残虐で極めて悪質」として、野村被告に無期懲役を求刑。 

 

一方、弁護側は「共犯者の証言は重要な部分で食い違っていて信用できない。野村被告の暴行を認定することはできない」などと主張し、有期の懲役刑を求めていました。 

 

狛江市の事件の実行役をめぐっては、2024年にリーダー格の永田陸人被告(23)と、加藤臣吾被告(26)に無期懲役、当時大学生だった中西一晟被告(21)に懲役23年が言い渡されていて、3人はいずれも控訴しています。 

 

 

 
 

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