( 268259 )  2025/02/21 06:06:51  
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日本代表バスケットボール男子チームは、アジア杯予選で中国代表に敗れ、予選で初黒星を喫した。

若手中心のチーム編成で臨んだ試合は苦しい結果となり、モンゴルとの次戦に向けて気持ちを切り替えたいとコメントしている。

監督や選手たちは中国の強さを認めつつも、経験を積むことの重要性を強調しており、次戦に向けて前向きな姿勢を示している。

(要約)

( 268261 )  2025/02/21 06:06:51  
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 日本代表・トム・ホーバス監督 

 

 「バスケットボール男子・アジア杯・予選、日本代表58-100中国代表」(20日、深セン) 

 

 4連勝ですでに本戦出場権を獲得している世界ランク21位の日本は、同30位の中国に完敗し、予選初黒星。勝利ならグループ首位通過が決まっていたが、若手中心のチーム編成で臨んだ一戦は苦しい結果に終わった。日本は23日に同ランク103位のモンゴルと敵地で戦う。 

 

 昨年2月のホーム戦では76-73で勝利し、主要大会の対中国88年ぶりの勝利を飾った日本。今回は渡辺雄太、富樫勇樹、ホーキンソンら大黒柱を招集せず、フレッシュなメンバーで臨んだが、前半からホームの大声援をバックに、躍動する中国に主導権を握られた。中国のフィジカルに苦戦し、後手に回ると、第1Qは12-19。第2Qは一時追い上げたが、終盤に再び突き放されて、第2Q終了時点で32-50で折り返した。日本がボールを保持すると大ブーイングが巻き起こる中、PG佐々木隆成、テーブス海が2桁得点で奮闘したが、チームの生命線である3ポイント成功は22本中5本で22・7%にとどまった。 

 

 第3Qも中国の勢いを止められず、一気に突き放されて試合を決定付けられると、第4Qもそのまま押し切られた。 

 

 試合後、ホーバス監督は「まあ大変だった。中国が強いのは分かっていて。全員あんまりできなかった。残念」と落胆を隠さず「中国の守備のプレッシャーが強くて、ペイントアタックが効かなかった。フィジカルも全部負けた」と完敗を認めた。若手が経験を積んだことに「それしかない。もし勉強してないなら残念。この経験が、痛いけど、未来を考えると、悪くないと、ポジティブになれば。今は痛いが、それを考えると悪くないかもしれない」と語り「絶対モンゴル戦は負けないで勝ちましょう」と、前を向いた。 

 

 チームトップの17得点の佐々木は「中国のいい時間帯を作られつづけてしまった。個人で打開する力をつけないといけない。あんまり味わったことのない雰囲気だった。いい経験になった。日本で見てくれている方々に、悪い言い方をすると恥ずかしい試合をしてしまった。モンゴル戦は死に物狂いで勝ちにいきたい」と、振り返った。 

 

 

 
 

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