( 268279 )  2025/02/21 06:28:00  
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プロ野球選手の上沢直之選手が日本ハムからソフトバンクに移籍し、その経緯に関して批判の声が広がっていることが話題になっている。

日本野球機構の森事務局長は、その批判の中に誹謗中傷が含まれていることを指摘し、球界関係者がそれに対して慎重であるべきだと述べた。

また、ポスティングシステムに関する新制度の検討も話題になっているが、制度上の違反はないとしている。

誹謗中傷に対する取り組みが重要であり、選手をかばう姿勢が重要であると述べた。

(要約)

( 268281 )  2025/02/21 06:28:00  
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 ソフトバンク・上沢直之 

 

 日本野球機構(NPB)とプロ野球選手会が20日、那覇市内で事務折衝を行った。森忠仁事務局長が報道陣の取材に対応し、昨オフにソフトバンク入りした上沢直之投手に批判の声が集まった件に言及した。 

 

 森事務局長は「球界関係者のいろんな影響力のある人の発言によって、いろんな事が拡散されて誹謗中傷に繋がったりしている」と切り出した。 

 

 上沢は日本ハムからポスティングシステムで米大リーグ移籍。1年でNPBに復帰し、古巣の日本ハムではなく、ソフトバンク入りを決断した。 

 

 経緯を含めて、評論家を含めてさまざまな球界関係者の間で賛否の声が上がり、SNSでも批判の声が浮上。また、1月の監督会議では日本ハム・新庄監督が「ポスティングで行って1年ダメでソフトバンクに行くっていう流れはやめてほしい」と、ポスティングに関しての新制度を設けるよう訴えたことも話題となった。 

 

 森事務局長は「特に制度上、違反して戻って来ているわけではない。そのへん、球界としてそういう発言はやめましょうと、(広島・会沢)会長の方もかなり心配している。あの発言が出た時に、なんでNPBは問題ない行動だとか、選手をかばう行動をしてくれなかったのか…というところの意見は言わせていただいた」と強調した。 

 

 近年、プロ野球全体で誹謗中傷に対する取り組みは行っている。「今後、また開幕前になったりすると、この話が出たりとか、上沢君が日本ハムと対戦する時にこの話をされたりすると、また火種がついて…というところがあるので、こういうのはやめていきましょうという話はしました」と警鐘を鳴らした。 

 

 

 
 

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