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石破茂首相は衆院予算委員会で、私立高校授業料無償化に伴い私立授業料の値上げが起きる恐れについて反対の立場を示し、公立学校の定員割れに対する支援を確約した。

また、無償化の財源については将来の負担を回避するために歳出・歳入の改革を進める考えを示したが、具体的な財源案は示さなかった。

(要約)

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衆院予算委で質問に答える石破茂首相=国会内で2025年2月21日午前9時4分、渡部直樹撮影 

 

 石破茂首相は21日の衆院予算委員会で、与党と日本維新の会で協議されている私立を含めた高校授業料無償化に伴い、私立授業料の便乗値上げが起きる恐れが指摘されていることについて「便乗値上げがあっていいとはまったく思っていない」と述べた。 

 

 また、公立の定員割れが拡大する懸念があることについては「公立への支援、農林水産高校などへの支援はきちんと確保していく」と述べた。 

 

 無償化の財源については「子どもが大きくなったときに負担してもらうという先送りがあっていいとは思っていない」と述べ、歳出・歳入両面で行財政改革を進め、恒久財源を確保していく考えを強調した。具体的な財源案は示さなかった。【村尾哲】 

 

 

 
 

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