( 268894 )  2025/02/23 03:19:40  
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国民民主党の玉木雄一郎代表は、政治ジャーナリスト田崎史郎氏の発言に対して反論しました。

田崎氏は、3党協議で提案された「年収103万円の壁引き上げ」について公明党案や自民党案に触れ、国民民主党の姿勢について分析しました。

この中で、ネット世論を気にしている姿勢や柔軟性の不足を指摘しました。

この発言に対し、玉木氏は、「103万円の壁の引き上げはネットの声だけでなく、実際の生活や物価高騰に苦しむ人々の声を反映した政策である」とし、田崎氏の主張に強く反論しました。

(要約)

( 268896 )  2025/02/23 03:19:40  
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玉木雄一郎氏(2024年11月撮影) 

 

 国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)は22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、政治ジャーナリスト田崎史郎氏が同日に放送された日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)内で述べた発言について、反論した。 

 

 田崎氏は、国民民主党が実現を求め、自民、公明両党との3党協議を続けている「年収103万円の壁」引き上げに関し、21日に年収制限の上限を850万円まで引き上げて「4段階方式」とする「公明党案」を元にした新与党案が、国民民主に示されたことに言及。それに先立つ18日には、給与収入が200万円相当以下の人には基礎控除を37万円を上乗せし、恒久的に160万円に引き上げるなど2段階方式とする「自民党案」が示されたが国民民主だけでなく公明も難色を示していた。 

 

 田崎氏は、「新与党案」についても国民民主党は「同意しない可能性が高いとみています」と分析。同党の今後について問われた際「ここは柔軟に対処するのも1つの考え方だと思う」とした上で「他の党の方と『国民民主党はどうするんだろう』と話をすると、その方々は『国民民主党は、今、ネット世論を非常に気にしている』と。ネットで批判されるのは避けようとしている、と」と、他党議員との会話の一部を披露し「ちょっと柔軟性を欠いていて、ネットの世界では受けているんですけれど、実際に永田町ではなかなか難しくなってきているような気がします」と述べていた。 

 

 玉木氏は、田崎氏の発言を報じたネットニュースを引用し「103万円の壁の引き上げはネットの声だけでなく物価高騰に苦しむ多くの働く人や学生さんのリアルな声を受けて作られた政策です」と指摘。「そもそもネット民は分かっていないとバカにするような前提自体がおかしいと思います。受けを狙っているのではなく国民の生活を守りたいだけです」と記し、田崎氏の主張に強く反論した。 

 

 

 
 

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