( 269011 ) 2025/02/23 05:31:36 0 00 元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏
元NHKアナウンサーのジャーナリスト、堀潤氏(47)が22日、カンテレ「ドっとコネクト」(土曜前11・20)に出演し、斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ疑惑などを調査している県議会の百条委員会のメンバーでありながら非公開の音声データを漏洩した維新の増山誠県議をインタビューをしたことを明かした。
堀氏が増山氏と会ったのは斎藤知事が再選をはたした知事選の期間中。亡くなった元県民局長のパーソナルなデータが流出するなどの事態について「今の事態は県議としてどう受け止めていますか?」と質問したところ「まず、こうした調査や百条委員会の情報が外に出るのは問題だ」と語ったという。堀氏は「今にして思えば、あなたが出していた情報だったんですね」と少しあきれ気味に話した。
また、百条委員会のメンバーとしての意見を聞くために「委員会などで斎藤さんの疑惑が明らかにならないまま県議が全員で辞めさせて選挙に突入した。それ以外の判断はなかったんですか?待てなかったんですか?」とも聞いたという。すると「私は辞職は早いと思った。ただ維新としてもみんなでこれを決めたし、私も委員会のメンバーとして追及を強めたいから辞任を求めた」という返答だった。ところが、現在は音声データを政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に流出させたこといを認めたうえで「選挙前に県民が知るべき事実があると思った」と主張。堀氏は「二重三重のウソですね」と断じた。
また、県議全員で斎藤知事に不信任案を出したことについても、増山氏やその他何人かは「不信任案には反対だった」という。堀氏が「じゃあなんで議場で賛成しないと手を挙げなかったのか?」と問うと、「いや、あのときのメディアの環境ではそれしかなかったと返答。堀氏は「メディアのせいかい、空気のせいかい」と、公人としてあまりに無責任な答えに語気を強めていた。
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