( 269159 )  2025/02/23 17:15:20  
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行田市で計画されているスターバックス店舗の完成イメージが公開された。

予定地は水城公園内の駐車スペースで、店舗は約165平方メートルで、店内には約45席とテラスが約10席設けられる予定。

市民団体の一部は駐車スペースの減少を懸念し、計画の見直しを要望しているが、別の市民団体や市議会議員は出店を支持しており、署名活動も行っている。

市長は出店について、市民の声やスターバックス側の意向を考慮しながら、引き続き努力すると表明した。

(要約)

( 269161 )  2025/02/23 17:15:20  
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水城公園に計画されているスタバ店舗の完成イメージ(スターバックスコーヒージャパン提供) 

 

 大手コーヒーチェーン「スターバックスコーヒージャパン」(東京)の出店計画を巡り、埼玉県行田市が揺れている。予定地の水城公園内の駐車スペースが手狭になるなどとして、市民団体が計画の見直しを同社に要望。2月に着工し、12月までに開店予定だったが、見通しが立たない状況となっている。 

 

 市は昨年10月、同社と出店に関する基本協定を結んだ。忍・行田公民館に隣接する水城公園駐車場の一角に、約165平方メートルの店舗(店内約45席、テラス約10席)を設け、ドライブスルーも併設するとした。スタバの出店は市内では初めてとなる。 

 

 この計画に対して、市民団体「行田の明日を考える会」は1月下旬、「駐車スペースが減少し、不便になる」などとして、計画変更を求める要望書を同社に送った。 

 

 一方、市民有志でつくる「出店を求める市民の会」は2月19日、2000人余りの署名を添えて、出店を求める嘆願書を行田邦子市長に提出。また、行田市議会の新(あたらし)諒平市議は10日から、「市はビジネスに前向きな街として認知される」などとして出店を求めるオンライン署名を行っている。 

 

 行田市長は19日、市議会定例会でこの問題について説明。同社側から「このままでは出店は困難であると伝えられた」とした一方で、出店を望む市民も少なくないとして、「出店に引き続き努力する」と話した。 

 

 

 
 

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