( 269534 )  2025/02/24 17:13:09  
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円安や物価の高騰が国民の生活に打撃を与えている。

外貨に両替する人や安いうどんに並ぶ人が増えており、スーパーでもため息が漏れている。

消費者物価指数は前年同月比で4.0%も上昇し、スーパーではコメや野菜の値段が急上昇している。

スーパーはお得な商品を提供し、消費者も特売情報や価格をチェックしている。

物価高に苦しむ消費者の声も取材されており、家計の節約に努める声が聞かれた。

(要約)

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円安、物価高が直撃 円に見切りつける人、安いうどんに並ぶ人 スーパーではため息 

 

 コメの高騰に加え、物価高が加速しています。国民の負担軽減が見通せない中、市民生活を苦しめています。 

 

 新宿駅そばの外貨両替所。3連休の初日、並んでいたのは…。 

 

両替所スタッフ 

「香港ドル10万3500ドル。こちらの金額になります」 

 

 両替に訪れたのは、自営業の男性です。 

 

自営業(20代) 

「200万円分を香港ドルに替えました」 

 

 21日の終値は1ドル=149円24銭と150円を割り、およそ2カ月半ぶりの円高水準となりました。とはいえ、数年前に比べると、まだまだ円は安い水準です。 

 

 このタイミングで外貨に両替したのはなぜでしょうか。 

 

自営業(20代) 

「日本円の価値がどんどん毀損されていく世の中で、外貨に移して、投資や資産保全リスクの回避のために」 

 

 香港の銀行にも口座をもつ男性は、日本円に見切りをつけていました。 

 

 23日、都内にできていたのは、さらに長い列です。 

 

 東京初出店となる「資さんうどん」両国店です。オープンから2時間以上経ちましたが、100人以上が並んでいます。 

 

 肉ごぼ天うどんが人気、九州発のうどん店が都内に初出店しました。 

 

30代 

「うどんもけっこう入っていたよね」 

 

40代 

「ごぼ天がおいしかった」 

 

40代 

「安いから便利。安いです、安いです」 

 

 味や量だけでなく価格も魅力のうどん店。安くて満足できる食事を求めた人も多かったはずです。 

 

 3日前に発表された1月の消費者物価指数。普段手にする生鮮食品を含めると、前の年の同じ月に比べ4.0%にまで上昇しました。4%台は2年ぶりのことです。 

 

 消費者は、どう感じているのでしょうか。 

 

80代 

「高いね、実家が農家だったから余計ね」 

 

 2人で生活する女性は、週1回の特売日に買いだめをしています。 

 

80代 

「1万5000円くらいじゃないかな。モノが高くなったからね。すごいですもの」 

 

 痛感する物価高。それはスーパーも同じです。 

 

マルサン越谷花田店 八木栄樹店長 

「食べ盛りの家族がいるお客様はかなり出費がかさんでしまう。一番困っています」 

 

 コメは1年で70.9%も上昇。比較可能な範囲で過去最大の上げ幅となりました。野菜もキャベツが192.5%、ハクサイは109.9%など値段が上がっています。 

 

 スーパーは、少しでもお得な商品を作ろうと取り組みます。その裏側を見せてもらいました。 

 

八木店長 

「これ2000パック、オッケー?」 

 

たまご担当 

「え…数量限定にしましょう」 

 

八木店長 

「数量限定で169円。これでオッケー?」 

 

たまご担当 

「オッケーです」 

 

 店ではチラシ広告だけでなく、SNSで日々お得情報を発信しています。 

 

 メモを見ながら買い物をする女性。買いたい物の横には、価格が書き込まれています。 

 

80代 

「広告、ネットに入っているんで、毎週来るときは見てから」 

 

 家族が何パックも積んでいるのは、特売の肉です。 

 

30代 

「1週間分、買いに来ているんで、こんな感じです」 

 

 1歳10カ月になったひとり娘は、食べ盛りです。 

 

30代 

「(食べる)量が増えると思うので、金額が心配ですね」 

「(Q.値段が上がったら困るのは)牛乳。よく飲むんで。(値上げは)もうここまでにしてほしいですね」 

 

(「グッド!モーニング」2025年2月24日放送分より) 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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