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プロボクシングの試合で、那須川天心がジェーソン・モロニーに判定負けし、連敗となった。

モロニー陣営は審判の判定に疑問を投げかけ、公平なジャッジを求めた。

モロニーは再戦を希望しており、バンタム級でのリマッチを望んでいる。

(要約)

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<Prime Video Boxing11>今回のジャッジに疑問を呈するモロニー陣営(撮影・藤山 由理) 

 

 ◇プロボクシング119ポンド(約53.98キロ)契約 WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者 那須川天心(帝拳)<10回戦>前WBO世界バンタム級王者 ジェーソン・モロニー(オーストラリア)(2025年2月24日 東京・有明アリーナ) 

 

 元WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニ―(英国)が“キックボクシングの神童”那須川天心(帝拳)に判定負けを喫した。これで昨年5月の武居由樹戦に続いて連敗。さらに20年10月に井上尚弥に敗れた一戦も含めて日本人3連敗となった。 

 

 日本人王者が占めるバンタム級主要4団体統一の野望も明かしていた神童を過去最大に追い詰めた。試合は序盤から積極的な戦いを見せた。その中、右ストレートが那須川の顔面を捉える場面もあった。2R終了後にはセコンド陣から「終わらせろ!」という指示も飛んだ。第6ラウンド開始早々に強烈な左右のパンチで那須川からダウンを奪いかけた。その後は超接近で戦った。しかし第7ラウンドは相手の右アッパーやフックを被弾する場面もあった。しかし終盤も攻め切れず試合終了。93ー97が2人、92ー98が1人の0ー3で判定負け。2連敗を喫した。リングを降りると、リング下で待っていた妻と抱擁。そして花道を退場すると大きな拍手が送られた。 

 

 試合後に「ジャッジに魅力的な試合ができなかったのかもしれない」と前置きした上で「接戦という印象はあった。圧倒したラウンドもあったと思う。だからもう少しポイントが迫っていると思っていた。でも1人のジャッジが98ー92でアンフェアダと思った」とジャッジに苦言を呈した。「自分自身もっとできた試合だと思っている。大きなダメージがあるパンチは被弾していない。自分の方が相手に効かせていた印象があったので、採点で自分にポイントがついていなかったラウンドがあって残念に思う」と説明した。 

 

 モロニー陣営も「日本のボクシング、関係者はいつも公平で知識を持っていると思う。今回申し上げたいのは、勝っていたのではないかという印象がある。採点というのはもっと厳しく見ていかないといけない。コミッションはジャッジの教育をして欲しい。このような不公平な採点がないことを祈る」とつづいた。 

 

 そして今回はキャッチウエイトでの一戦となったがモロニーはバンタム級での再戦を求めた。「もしチャンスがいただけるならば、那須川天心選手とのリマッチできることならば、118ポンドでの12ラウンドできたらいいなと思ってる」とリベンジを誓った。 

 

 

 
 

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