( 270103 ) 2025/02/26 05:03:29 2 00 「ひとりの女子高生のために駅を残した」 JR北海道の決断は本当に美談だったのか? 旧白滝駅2016年廃止が問いかける、地方鉄道の持続可能性とはMerkmal 2/25(火) 20:51 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/d1e586dae34b8150ff57483a1740cc6ff4a99948 |
( 270106 ) 2025/02/26 05:03:29 0 00 石北本線(画像:写真AC)
2016年3月、北海道の北東部、オホーツク管内の内陸部のほぼ中央にある遠軽町の旧白滝駅が廃止された。この駅は、ひとりの女子高生が利用するためだけに存続が決まったが、彼女が卒業するとともにその役目を終えた。
「たったひとりのために駅を残した」
という話は、美談として国内外のメディアに大きく取り上げられた。しかし、この出来事を単に「温かい配慮の象徴」として片付けてよいのだろうか。
旧白滝駅の存続決定には、鉄道事業のあり方や地域社会の構造が影響しており、その背景には複雑な要素が絡んでいる。この事例を掘り下げることで、その本質的な問題に迫りたい。
旧白滝駅は、JR北海道・石北本線の無人駅として長年利用されてきた。かつては周辺に集落が存在していたが、過疎化が進んだ結果、利用者は減少。2001(平成13)年には定期列車の停車が朝夕の2本に削減され、ほぼ通学用の駅となっていた。
この駅が全国的に注目されたのは、2015年に報じられた女子高生ひとりだけが利用する駅という話題だった。JR北海道はこの駅をすぐに廃止するのではなく、利用者である女子高生が高校を卒業するまで維持することを決めた。
確かに、この判断には地域住民や利用者への配慮があった。しかし、果たしてそれは単なる「美談」として語られるべき話だったのだろうか。
旧白滝駅のあった位置(画像:OpenStreetMap)
この出来事が美談として広がった背景には、いくつかの要素がある。
まず、鉄道が地方のライフラインとしての役割を果たしているという認識がある。日本では鉄道は単なる交通機関にとどまらず、地域の命綱ともいえる存在だ。特に地方では、バスやタクシーが十分に整備されていない場合が多く、鉄道の存続自体に大きな意味がある。そのため、「ひとりのために駅を残した」という話は、「公共サービスとしての鉄道の理想的なあり方」として受け入れられやすかった。
次に、鉄道会社に対する「冷徹なビジネス組織」という先入観が影響している。地方路線の廃止が相次ぐなかで、多くの人々は鉄道会社を「採算ばかり考え、地方を切り捨てる存在」と捉えがちだ。しかし、このケースでは「女子高生のために鉄道を残した」という点が、そのイメージを覆すものとして受け入れられた。「企業が利益よりも利用者のために動いた」という構図は感動を生みやすく、そのため、海外メディアでも「日本の鉄道会社の温かい決断」として紹介された。
最後に、ストーリー性が大きな要素だ。この事例が注目された最大の理由は、女子高生がひとりで利用していた駅という点だ。もしこの駅を利用していたのが
「ひとりの中年男性」
だったら、果たして同じように報じられたのだろうか。若者、特に女子高生が「たったひとりで電車を待つ」というイメージが象徴的な印象を生み、人々の関心を引きつけたことは間違いない。
しかし、改めて考えたいのは、旧白滝駅の存続決定が本当に「よいこと」だったのかという点だ。
鉄道の維持にはコストがかかる。駅の維持費や、運行が赤字であれば、鉄道会社にとっては大きな負担となる。このケースでは卒業までの期間限定だったため、特別な措置として認められた。しかし、本来であれば、このような状況が発生する前に「より適切な交通手段」が用意されるべきではなかったか。
例えば、早期にスクールバスの運行を検討したり、既存のバス路線を柔軟に活用するなどの手段が取られていれば、「たったひとりのために鉄道を維持する」必要はなかっただろう。
「ひとりのために駅を残した」という話は感動的だが、それは逆に
「地方の公共交通が機能していない」
ことの裏返しでもある。もしこの駅が本当に必要であれば、女子高生の卒業後も存続していたはずだ。しかし実際にはすぐに廃止された。つまり、もともと地域全体の交通ネットワークのなかで、この駅が適切に機能していなかった可能性が高い。
こうした問題が「温かい決断」という美談に包まれることで、本質的な課題が見過ごされる危険性がある。
JR北海道は慢性的な赤字を抱えており、多くのローカル線が存続の危機にある。この状況の中で、採算が取れない駅をひとりのために残すという決定は、果たして適切だったのか。
鉄道を維持することの価値は確かにあるが、それを単発の「特例」として扱うのではなく、長期的な視点で「どのように地域の交通を維持するか」を議論する必要がある。
電車を待つ女子高生のイメージ(画像:写真AC)
旧白滝駅の話には確かに感動的な側面がある。
しかし、それだけで終わらせるのは危険だ。地方の交通手段が本当に適切だったのか、なぜ駅が必要だったのか、他に選択肢はなかったのか、この決定は鉄道会社や地域社会にとって持続可能だったのかという疑問を持つことが、本当に重要だ。
美談の裏にある課題を見落とさず、地方交通のあり方を考える――旧白滝駅のケースは、そのための貴重な材料を提供しているのかもしれない。
清原研哉(考察ライター)
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( 270107 ) 2025/02/26 05:03:29 0 00 =+=+=+=+=
課題提起としては理解できますが、事例として取り上げるにはかなり不適切では?
路線廃止されているわけではなく、行き止まり駅でもないので、廃止したとて節約できるのは駅舎の維持費用のみです。 で、その駅はホームという名の土塁があるだけの無人駅。駅舎と言えるか怪しいくらいの待合所はありますが、保守費用が発生していたのかすら怪しいです。(厳密には多少なりとも何かの費用があったのでしょうが。) 駅で停車・発車するためには、通過するよりも燃料を多めに使うので、それが最大のコストかも。
バス転換など考えるよりも、駅を存続させたほうがずっと低コストに済んだであろうことは想像に難くありません。 課題提起の引き合いに出すには極めて不適切だと思います。
▲396 ▼45
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鉄道の長所は、線上の複数の乗降場所(駅)を自由に移動できる点にあります。 乗るか降りるかしかできないことが多い高速バスや、2点間移動の航空機とは異なります。
北海道の簡素な駅であれば、年間の維持費も100万円とかでそこまで大きくありません。 コストを切り詰める必要があるとはいえ、全体から見れば小さいコストを数年維持することで、それよりも大きなPR効果が得られるのであればそこは経営判断の問題でしょう。
駅の存続・廃止は、路線の存続・廃止とはあまり混ぜない方がいいと思います。
▲217 ▼50
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この話に限らず、JRは通学生には割と優しい対応をしている。 例えば、留萌本線の深川ー石狩沼田間の廃止を3年遅らせたのは、廃止が決まった時点で石狩沼田から深川へ通学していた高校生がそれなりにいて、彼らが卒業するまで廃止を保留したため。
鉄道事業者としての社会的な役割に配慮しているとも言えそう。
▲257 ▼11
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地方鉄道の持続可能性を考えることは大切なことだと思います。しかし、このライターさんが、なぜこのタイミングで2016年の旧白滝を題材にしたのかが分かりません。本質と言われている地方鉄道の持続可能性について語るのであれば、より適した題材があるのではと思う次第です。その観点から、この記事が本当に本質をついたものとは捉えることができませんでした。
▲110 ▼4
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その子のために毎日止まる駅は良いのではないでしょうか。 列車はたとえ乗らなくてもそこを必ず通過するのであって、その子が乗るためにただ止まるだけで良いこと。 駅舎の管理とか停車時間とかいう人もいるでしょうが、期限付きで考えれば大同小異の問題。 これは美談ではなく本当に賢い運用だと思います。
▲170 ▼12
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その昔、もう30年近く前の話ですが、早朝に宗谷線の名寄から音威子府に行く列車が設定されてました。その列車を使って一人の女子高生が美深から音威子府の高校まで通っていました。彼女はその列車があったから音威子府の高校に通ったそうですが、その列車にはいつも彼女一人しか乗っていなかったそうです。 そして彼女は駅員さんから、誰も乗っていないので本当は廃止にしたいところだけど、あなたが卒業するのを待ってから廃止にしてもらうことにしたから、と教えてくれ、そしてその女子高生が卒業するのと同時にその列車は廃止になりました。
別に美談でもなんでもなくて昔からそういう配慮をしてくれてたんですよ。
あなたの理論だと、赤字を圧縮するためには一刻も早くその列車を廃止すべきだということになりますが、代替の交通機関もない中、その女子高生はどうやって通うべきなのか。公共交通機関として無責任な理論だと思います。
▲189 ▼21
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無人駅で定期的な利用者は一人。 踏切はあったものの信号やポイントがない駅なので、ホームや待合所の強度に問題がなければ、廃止しても維持してもコストはさほど変わらないように思います。 であれば、彼女一人のために他の交通手段を検討したり準備したりするよりも、駅を残した方が地域としてコストを最小化できたんじゃないでしょうか。
▲17 ▼1
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旧白滝駅がたった1人の女子高生のために残ったと書いてありますが、実際は通学時に運転されていた下り1本のみの話で上り3本停車していた訳で若干話に脚色がある部分も否めないと思います。
もっとも旧白滝駅は開設時に地元住民が寄付を募っていたりするなどあった本当に地域密着の駅であった為に周辺の人口が減った事に駅舎(待合室)の維持費用を節約する為に廃駅になったのでしょう。
JR北海道の中には廃駅→信号場になっているのも多いのでガソリン代や電気代の節約というよりはやはり停留所の維持費用を減らす事が強いと思われ、微々たるものではあるもののそれをしないといけない程経営がヤバいのは来月のダイヤ改正で特急大雪が快速に格下げされる事からでも明らかでしょう。
▲6 ▼0
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通学生に対する配慮というのは国鉄時代から割とある。この事例もその延長上。駅ではない信号場での旅客扱いなどもあった。 私の地元だとJR東日本の烏山線。今は日中2時間間隔のため、学校がテストなど早下校の日は、時刻表に掲載されていない臨時列車を走らせたりしている。
▲9 ▼2
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駅の廃止をするには、1年前までには国に届け出る義務があります。その前には地元の住民への説明会も開催しますし、自治体とも協議するなどそんなすぐにはできません。
年単位という時間がかかるのだから、いつも使っている高校生の卒業というはっきりとした時まで待つというのはJR北海道の温情とともに合理的なことです。
▲52 ▼3
=+=+=+=+=
この線路は、貨物列車も通っていたはずなので、持続可能性がある側に含まれてはいるかと。持続可能性がないのは、行き止まり型線区で、旅客急行も貨物も通らない、定期的利用客が極めて少ない、並行して別の交通手段が整備されている、これら条件を満たすところですね。ただ上川と遠軽の間にある駅は、全廃でもおそらく影響ないでしょうねぇ。
▲50 ▼23
=+=+=+=+=
それを言ったら広島県の芸備線の一部区間のように事実上高校生数人のために路線が存在している。
もはや地方鉄道の利用者の多くが運転免許を持たない利用者だけしかいないのが実情だ。
それを言ったらおそらく地方の鉄道はほぼ全て廃止されてしまうだろうね。
▲147 ▼14
=+=+=+=+=
この記事の一つのポイントは、鉄道を維持したのではなく、駅を維持したことであり、それは全く論点が異なる 残したのはホーム一面の無人駅 もちろん、それ相応の維持費は発生するが、鉄道の維持とは根本的に異なる 駅の維持であれば、地元の負担で実現していたり、耐えられなくなったり、様々な事例がある 公共インフラを民間に任せた国鉄分割民営化は良い面と悪い面があり、総合的にはJR4社の上場により赤字の垂れ流しが解消され、法人税が得られている一方で、北海道と四国、もしかしたら貨物も瀕死の状況である 北海道の鉄路が公共インフラであるとするならば、県営や国営への見直しは急務である 改竄に次ぐ改竄で人命が奪われる前に、効率化よりも早く見直しすべきと思う
▲1 ▼1
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国鉄の赤字解体からどうしても日本では公共交通機関の赤字=悪と捉えられ廃止を前提とした協議に流れる空気感がありますが、そもそも”公共”交通機関である以上、本来は1人でも利用者が居るのならば動かすのは当然の義務であり、それは損得で勘案すべき事案ではないと思うんですよね。 収益が出ないならそう言う時こそ税金を投入すべきかと。 あれもこれも欧米に右にならえならば「公共交通機関は都市装置の一部であり、必ずしも採算が取れなければならないわけではない」と言う考え方も右にならをしてみたら?と思います。
▲17 ▼7
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なんかツッコミどころ満載ですね。 戦後すぐからある駅(しかも請願駅の様子)に本当に必要があったのかとか、 バスすらない時代から走ってる旭川北見の昔からの都市間交通を交通手段として正しかったのかとか。 少なくとも活躍していた時代のほうが圧倒的に長かったでしょうに。 80年後大赤字になるから作るなって?
新しく駅を作るわけでもなく、その子のために特別列車を準備してるわけでもない。 かかるお金は最低限の駅の管理費のみなら、「公共交通機関」として残す選択肢あるでしょう。 3年間という期限があるのにその子のためにスクールバスや既存のバス路線(あればね!)を新しく仕立てるほうが継続的なの?
▲82 ▼12
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北海道だと最寄り駅だけでもバイク通学できないのかな?冬は雪で通学できないか。ならば、リモート授業という選択肢もあってよかったのかもしれない。コロナでできたのだから、できないわけがない。人それぞれ事情を抱えているものなのだから、それに寄り添うことは大事だと思う。しかし、駅の維持だけが解決策ではない、自治体や市、国までかかわれば別の選択肢も見えてくる。末端で付け焼き刃の対応をするのではなく、トップダウンのインフラ整備をするべきではないだろうか?例えば北海道での通学はこういうルールにすると定めたり、バイク通学のルールを整えたり、各家庭にリモート授業ができるだけの設備を整えたり、駅がなくても充実した教育を受けれる仕組みを作ることも大事だ。
▲2 ▼81
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JRが駄目なら他の代替交通・・・と述べているが、この子のためにバスを走らせるってこと?。それならその途中の何駅かを乗るだけなのだからJR北が駅を残した方がいいんじゃね。 筆者のJRというか交通感覚ってどんなものなんだろう。 北海道の地方路線の、しかも無人のJRの駅からタクシーでも拾ってみるといい。並走するバスが何分おきに来るのか調べてみるといい。時刻表の存在、知ってる?。くるくる回る環状線なんて無いんだよ。 今時、誰も鉄道の持続・・・なんて考えちゃいないよ。(JR東だって考えてないよ。) 人口減の中、持続「可能」なものを探している。
▲9 ▼1
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「果たして適切だったのか」とか「長期的な視点で・・・議論する必要がある」など、いかにも”もっともらしい”ことを言っているだけで、課題の投げ捨てをしているだけの記事と感じます。 筆者はこの件を美談としたことが疑問というが、私からすればこの記事のように課題の投げ捨てだけというのはもっと疑問であり、どっちもどっちだ、というのが率直な感想です。 ちなみに、この件は、単純に廃止を高校生の卒業に合わせただけ、つまりは廃止の時期に配慮しただけ、ということなので、率直に美談として受け取っても何の問題もないというのが私の感想です。
▲14 ▼1
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この記者、無理やり感がすごい。JR北海道に対して言い方は悪いが、列車の本数がわずかしかない中、この駅に止まる止まらないで赤字幅がどのくらい変わるんだろうか?乗降客が少ないから廃止と決めたけど逆に毎日、1人の乗降客が現れたからしばらく継続。無人駅だし妥当な判断だと思います。この路線の他の駅や全国には1日に乗降客が1人もいないのに当たり前のように停車してる列車も多々あるのにこの駅だけをターゲットにしたのは、美談に対してあまのじゃく的な記事書けば賛同する人がいるとでも思ったのか?代替案がスクールバスとか、その費用はどこが負担するんだよ。また路線バスも1日に何本もないだろ。田舎の状況を見たことない典型的な都会っ子目線だね。ただ、廃止になってたら親が適当な場所まで送迎したような気もする。なのでこれはJR北海道の心意気。素直に美談と思いたいですね。
▲11 ▼1
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筆者に聞きたいんだけど、あの女子高生は卒業後、進学や就職等で違う駅から今でも石北本線を利用しているのか、取材されたのですか?
筆者やマスコミが勝手に美談に仕立てた、若しく仕立てたいだけで、何が美談なのかさっぱり分かりません。 悲しい話ではあるけれど、廃線に伴う代替バスだって縮小どころか廃止に追い込まれているのが現実です。 筆者は「スクールバス云々」なんて言っているけど、そもそも利用客が極端に少なく、「バスやタクシー等が走っていないから、石北本線が公共交通機関としての役割を負わされていた」に過ぎないのでは。 白滝駅が今も残っている以外、上白滝駅や下白滝駅など「白滝」の名が付く駅が全て廃止されたという現状を見れば、美談でも何でもないことくらい言わなくても分かると思います。 視点を旧白滝駅ではなく夕張に向ければ、なおさらのことです。
▲13 ▼2
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そもそも鉄道が敷設され、運用され始めた時代と重要性が変わっているのに長年同じ運用をしている鉄道事業者の怠慢でしか無い
もはや時代大きく変わり大都市圏以外の鉄道は単なる移動手段としては無意味になりつつある 地方鉄道路線は上下分離にしてもっと自由で魅力的な鉄道として利用されるべき
イベント列車や観光列車を一鉄道会社で行うのではなく、上下分離してどこの始発駅からでも乗り入れできる体制を構築しないといけない時期 国鉄の負の遺産と見るか、価値のある遺産に作り変えるのかはこれから次第
▲5 ▼76
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美談でもなんでもなく定期券利用者がいるうちは廃止されない 定期券利用がもうすぐ終わるからその時廃止でOKと地元との合意があったと言うだけ 逆に言えば定期券利用者がいるなら駅は廃止されないということだ 駅を廃止されたくなければそう思う人が100人集まって定期券を買えば良いだけ それだけで駅利用者の統計が100人になって極端にご利用の少ない駅には該当しなくなるよ
▲37 ▼4
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この記事、課題提起は分かったけど考察が杜撰に感じた。
駅を残さず代替交通手段を検討、当人の高校卒業まで旧白滝駅を存続させたのは他の交通機関が機能してないことが原因みたいなことが書いてあったが、読んで思うに、旧白滝駅を定期利用するのが1名の高校生で最長3年限りだし、その人は旧白滝駅を使えれば問題なく、他にそのような配慮を必要とする人はいない。
駅の維持には他の例から類推するに年間100万円前後の費用は発生したかもしれないが、結局旧白滝駅がなくなれど同じ時間帯に普通列車が走るならJRは運行コスト的な影響はさほどなく、逆にバス等を用意するとしたら、運転手の人件費やバスの導入費用、そしてそこに至るまでの行政機関の企画立案の人件費やらの行政コストがかかる。
そう考えたら、相対的に高校生の卒業まで旧白滝駅を残すという形を変えなかったほうが合理的に見えてくるのだが、どうなのかね。
▲6 ▼0
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後出しだな。 このあたりの1駅の距離は、大都市部と違いとてもじゃないけど歩ける距離ではないし、冬は道路事情もよくない(今はよくなったが)。 通学する生徒がいれば、駅を残す選択肢しかないだろう。 きょうJR北海道は、花咲線と釧網線の夕方帰宅時ダイヤを高校生との協議会で出た要望に沿って改正すると発表したほどだぞ。 高校生云々言ったら、一部区間を除く大手私鉄、電車特定区間とその周辺のJRしか残らない。
▲97 ▼6
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この駅が存続可能だったのか、廃止すべきだったのか…問題はそこじゃないと思いますよ。 その2択でいうならば「存続可能」で間違いありません。 ただただ政府のやり方次第です。 少女が1人で待つ駅を残したことが美談なのでしょうか? 逆に、その駅に少女1人しか利用者がいなくなるほど地方を衰退させてしまったことに対して、国民は道民は、もっと声をあげるべきじゃないでしょうか。 地方はみんな苦しんでいます。故郷が失われています。 たった1人の困っている国民を救えずに何が政治なんですか? 路線一つ守るお金を出し渋るくせに、米国にはいくら投資してるんですか? 苦しい暮らしをしている国民には投資してくれないんですか? 先人が国のために必死になって作り上げてくれた線路、なぜ無くさなければならないんですか?それこそ無駄なんじゃないですか? 日本国民がみんな幸せに胸を張って生きられる世の中になることを心から祈ります。
▲10 ▼8
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昔、士幌線(既に廃線)の糠平〜十勝三股をバスで代行運転という時期がありましたが、バスで通学する中学生の子が卒業したのを最後にバスでの代行運転をやめて、糠平〜十勝三股を廃止したなんて話もありますね。
▲2 ▼0
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ひとりの女子高生のためにスクールバスを運行したり、既存のバス路線を延長する方がよっぽどコストがかかるのでは。 記者の鉄道を廃止したいという意思が強過ぎて冷静な比較ができていないように思える。
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弘南鉄道大鰐線が3年後に廃止、というのも、春に入学する沿線の高校生に安心して通学してもらうため。鉄道会社として、できる限りのことはやってあげたいということだろう。
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記事を書いた人はこの地域とは無関係の人? 貴方、この記事を件の女子高生が読んだら、 どんな気持ちになるかを考えて書いていますか? 石北本線の途中に有る無人駅に、停まるか 停まらないかの違いで、どのくらいの コストを抑えられるか判って書いていますか? 駅舎とも呼べない粗末な待合所、トイレも無く、 冬場には除雪の労力は必要でしょうが… そもそもJR北海道は負のスパイラルをどんどん 加速させて居ます。人口の減少や流出で 過疎化して利用者が減って採算がとれない。 だからと言ってどんどん運行数減らし駅や 路線そのものを廃止して不便にすれば その地域の過疎化に拍車をかけて、 一層利用者が居なくなる… 国鉄を民営化してそういう国にしたのは 政府です。政府が責任を持って維持して いかなければならない状況ではないでしょうか。
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もう美談として終わり10年経過した今、なぜこの話を蒸し返すの?確かにこの件は大きく報道されたのでよく覚えている。あの時美談で終わったが為にあのような理由で存続している駅があると言うのか。あるならハッキリ事例を示して欲しい。要は一時の感情に囚われず冷徹にコストや効率を考えて改廃を進めろという話なのか?それならそうと書くべきだ。
▲0 ▼0
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あの女子高生がニュースになって以降、撮り鉄が集まり、女の子にポージングの注文をしたりして問題になったんだよな。 余談だが、あの女子高生は、卒業後にジャニーズの大倉くんのラジオに電話出演している。たまたま聴いたが、明るくて頭の回転が速い子という印象だった。
「1人のために駅を残すのか」というと感情論めいているが、社会ってそういうものだと思うぞ。むしろ、1人だからこそ、駅を残すのが一番安くつくのかもしれない。3人とか居たら、通学バス(タクシー)に転換する方が安上がりかもね。
仮定の話にマジレスも野暮だが、あの駅を定期利用していたのが中年男性なら、むしろその方が駅が存続した可能性が高い。 学生の通学ならバス転換に教育委員会の予算などを充てる余地があるが、中年男性の通勤だと措置に使える枠組みが無いのよな。ああいう車社会でJR通勤っていうと、何らかの事情で車を運転できない人かもしれんし。
▲6 ▼0
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本来、鉄道は貨物が重要だった。 それが、道路普及により廃れたわけだが、毒や爆弾を積んでいる場合、道路輸送は不安で仕方ない。まあ、自動車自体、いつ引火したら爆発するものを抱えたまま足元が不安定に走っているからね。
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バスを1人のために走らせるほうが、簡素な駅を維持するよりよほどコストがかかります。 他の方も述べているとおり、交通モード選択の事例としてはかなり不適切であり、論点がおかしいです。 なんでもかんでも噛みつけば良いものではありません。
▲23 ▼14
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旧白滝駅はGoogleマップで見る限り信号機や分岐器がないことから軌道に起因するコストはかからず、駅の維持費は、照明の電気代と列車の加減速に伴う燃料ロスの分と所要時間増加による人件費ぐらいだと考えますが、具体的にいくらぐらいか試算できないものですかね。その上でこういう記事を書けば、女子高生1人に○○円という記事になり、美談か愚談かの判断もしやすくなると思います。
▲29 ▼0
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線中の点と線からはみ出た点では、コストが異なる。 その辺が筆者は区別ついてないのかな?って思った。 完全に固定された利用者は取りこぼしの無い収入なんですから、そりゃ廃止せずに待つってもんよ。強引に持論の例にするから無理があるんだ。
▲12 ▼0
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この記事の不思議なところ。
「 JR北海道の決断は本当に美談だったのか?」 と言っているのに、当事者であったJRに一切取材をしていないこと。
もう一方の当事者である高校生(当時)になかなか取材ができないのはわかる。でも、もう一方の当事者であるJRに取材をして、経緯やその理由を聞いたうえで、地方交通の是非とか主張をするのが本筋のように思う。
これもある意味「コタツ記事」。 どうして、当事者に取材をしたうえで記事を書かないんだろう。
▲146 ▼6
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大人なら免許を取得し車を購入すれぼ自力で通勤もできるが、高校生なら免許も取得出来ないので自力で通学という訳にはいかない。 美談というより大人の対応をした、と考えてはどうでしょうか?
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決定済みの廃線を一人のために延期したなら問題だけど、停めるか停めないかだけなんて誤差の範囲でしかないでしょ。持続可能性云々の議題に相応しいと思えないけど。 今さら蒸し返されて、この女子高生も気の毒だわぁ。
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論点のぼやけた記事ですね。 駅の維持費は単年度ではそれほど大きな金額ではない。問題なのはその後も赤字が継続するため、どこかで線引きするか、地元自治体が維持費を提供するかのどちらか。 単に利用者がいるため問題を先送りした、というか世論の追求を避けつつ、鉄路の問題を認識してもらう事が最も大きな理由でしょう。 JR北海道では毎年駅が廃止されているし、私の地元でも複数の駅が廃止されました。 でも地元では駅の存続運動はなく、静かに時刻表から消えました。 駅や鉄路が廃止されるのは、単に需要が減ったためで、駅近くに住んでいる人々も移動はマイカーが主流。 遠軽は鉄道基地の街だったけど、今は石北本線しか走っていない。その石北本線も維持困難として縮小の意向をJRから自治体・道に示されている。
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この前たまたま観たNHKの廃線を特集した番組 アーカイブ映像を再編集してるやつです 乗客がいると停まるけどいないと通過、これ実際にありました 北海道なのは北海道編だったので確実 留萌本線 留萌と増毛の間だったかな?
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最低限の駅施設で通学時に乗降に掛かる時間も吸収出来る分にはJRとしても大したロスではないから出来たサービスでしょうね。 これが、廃線を先延ばしにしたものなら非難もかなりあったでしょ。
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そもそも中年男性なら電車が必須にはまずならないから 女子高生は通学のために電車が必須なわけだから JR北海道が残す判断してくれたんでしょ この記事の例えの話はセンス無いねw
JR東海は飯田線の観光目的の秘境駅以外の駅も残してたりするけど 利用者少なくても高齢者がよく利用してるっぽいから 残してくれてるのかな?って感じするけどね
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今、走っているバスが色々な問題を抱えている状況なのに、また9年前の話題を提起し、バス転換の話に振る? 例えば某知事が今走っているライナーを廃止にしてバスにすべきと言ったとか 実際にその距離を重い荷物を持ってバスに乗ってから言って欲しい と言う気持ちがまた降って湧いた 支離滅裂すみません
▲3 ▼0
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やたらと減らしゃいいもんじゃないのが分かる。 東日本もはちおうじ、おうめは廃止しないで欲しい。 また宇都宮線の特急おはようとちぎ、ホームタウンとちぎを復活すべき
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理由はどうあれ美談は美談で素直に温かい気持ちになれば良いのではないでしょうか 勿論地方交通の課題は理解出来ますが 何だかわざわざ美談に結びつけ評論するのは個人的には好きではありません
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鉄道を残すことと無人駅を残すことの違いはしっかり捉えてほしいですね。 ぜんぜん意味もコストも大きく違う
▲22 ▼0
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定期券で通学する女子高生の為に駅を卒業迄存続させた、そしてその子の卒業を待って駅として役目を終えた、それでいいじゃないかな。
▲35 ▼0
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駅といっても無人駅。 維持費はたしかにかかるだろうけど。 そのひとりのためにスクールバスを回すほうが非現実的な話だと思う。
▲20 ▼2
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国鉄では無くJRになったのだから、美談だろうが一般企業の企業努力として決断した事に文句は言えまい。 地元民も協力的であったらと思うのは感傷的であろうか?
▲4 ▼0
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欧米では移動の自由は基本的人権、高速鉄道にも低価格の座席が必ず少しは用意されるという。採算うんぬんで決めるなら東海道新幹線以外の新幹線なんか廃止でしょう。あまりに人権侵害のひどい記事で乾いた笑いが出るわ。
▲3 ▼0
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旧白滝に限らず、北海道鉄道会社の美談めいた話になると異常なまで眼を剥いて賛美する輩が居て、実に鬱陶しい限りだよ そして国鉄改革~分割民営化が悪かったなんて今更、言及しても詮無いことを言って嘆く 廃止路線自治体に出入りして役にも立たない御託宣を並べている某コンサルタントの仕業なんだけどね
▲12 ▼2
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その本人がこの記事見たら、一体どう思うのか…? 自分なら、かなりショックでその後の人生おかしくなるかも… 確かに赤字ローカル線の駅、ここ必要?って思うような所、他にもあったとは思う。 だからって、一部の人に個人特定されかねない書き方するこの記事、どうなんだ?これがマスコミの仕事?
▲77 ▼7
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記事の中身以前に冒頭にある「旧白滝駅のあった位置(画像:OpenStreetMap)」の地図を差し替えて出直してこい! 北海道の本島と四島との間には何の境界もないです。 こんな地図を載せるとは腐っている。
▲26 ▼12
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視点を変えれば結論も変わる。世の中、そんなことばかりですよ。 これからは札幌始め各都市のバス路線の存続が問題になるでしょうね。
▲14 ▼2
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削除 高校生なら卒業すればもう利用しないから待ってもたかが知れてる。中年男性じゃ何年も利用するから即廃止でしょう。またこの書き方だとその高校生も攻めてるような書き方に見える。如何なものか。
▲66 ▼5
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鉄道は装置産業なので、動かしてナンボの世界。 一方で公共性もあるから、扱いが難しいですね。
▲0 ▼0
=+=+=+=+=
すごい感動的な美談だと思う。 素直に感動すべきだ。私は美談が好きだからこんなのを読むと泣けてくる。いい話じゃないの。
▲2 ▼1
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うーんなんだろうね。 もう10年も立とうとしてる話を蒸し返してまで美談かど否か論議する必要は? 女子高生を美化し中年男性を軽くディスってるし、こういう切り口は気に入らないわ。
▲3 ▼0
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何回問いかけるんだよ。採算取れないかもしれないが美談じゃ無いの? こんなに責めたらこのもと女子高生が傷つくって思わないのか?
▲66 ▼6
=+=+=+=+=
これは廃止するにはいろいろな抵抗があり時間もかかるため、こういう美談にして期限を区切った、ということじゃないのかな?
▲3 ▼3
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人口減はもう防げないのだから 住むところは集約しないとインフラ 維持できない仕方がないし 金もないということ
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JRが余計なことをしたか? 誰もが鉄道に見向きをしない北海道で、JRが格別の配慮をしたんです。
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少子化による人口減もあるんだから むしろ高校の統廃合も視野に入れるべき
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Markmalって廃止するなと言ったり残すのはおかしいと言ったり、結局何が言いたいのよ。とにかく鉄道会社に文句を言いたいだけ。
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利用者が贅沢なんだよ。 普段車を使ってJR乗らないくせに、何かあれば廃止反対。 高いとか安いじゃなく、JR使ってから言おうよ!
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なんだかモノの見方がへそ曲がりな内容の記事だと思います。別に美談で終わらせても良いと思います。
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JRが駅舎やその周囲に高校生や大学生向けの下宿を経営してもいいのではないか?
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24時間365日監視してたわけでもあるまいに 「たった一人の女子高生」っていう手垢記事が書きたいだけ 典型的なオールドメディアしぐさ
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問題提起するなら残すという決定がなされた時点ですればよいのではないですか?
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何が言いたいの? 女子高生が卒業する前でも採算が合わないなら即刻廃止して、バスに転換すべき、ってことを言いたいの?
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口は何とでも言える! そもそも美談とかそんなレベルではないと思います。鉄道会社の判断なんですから。
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こういう記事が出ると、今度はその女子高生を特定してバッシングする流れになりそうで恐ろしい。
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神岡鉄道も最後は高校生定期客が1名だけだって聞いたことがある。
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で、駅の存続したコストはいくら? 具体的数字を示さないと判断出来ない。
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美談は美談でしょ 金銭的に効率良く儲ける話は日本だと美談にはならんよ カネをドブに捨てるから美談になるんだ
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仮にこの女子高生が留年して卒業出来なかったらどうなってたかは非常に興味深い話である。
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この話が本当なら特定の人物に肩入れするのは不公平だなとは思った。
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そんなん 女子高生やから話題になるに 決まってるし それで全然オーケーやろ なにをしょうもないこと書いとんねん
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半家散らかしたおっさんではなくて女子高生なのがポイントですね(笑)
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旧白滝駅の件を「美談」と表現してるけど、他で聞いたことないが。 なんなの、これ?
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国鉄民営化は本当に良かったのか?
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今さら9年前のことをぶり返してもねえ、、 その当時に言え!
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「美談」「美談」と五月蠅く言うことを、「醜聞」を晒すと言う。
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何を訴えたいのか? 何で今、旧白滝駅の話? なんかズレとる。
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記事の執筆者の肩書きの「考察ライター」って何だ?
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石勝線楓廃止もそんな話だった様な?
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とはいえ、美談と愚談は紙一重ではある。
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ミスターサンデーでやってた駅。
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なんで約10年前の話を今ごろ・・
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評論家的な意見。
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