( 270319 )  2025/02/26 17:39:24  
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メルセデス・ベンツは、高級車の象徴として多くの人々の憧れの対象であり、歴史や安全性などの要素が高い評価を受けています。

中古市場でも手頃な価格で購入できるものもありますが、維持費や修理費用などの実際の負担は高額となる可能性があります。

特に、ベンツの維持費は国産車よりも高額である場合が多いため、購入前に注意が必要です。

(要約)

( 270321 )  2025/02/26 17:39:24  
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夫が中古で「100万円」だったベンツに乗ってるけど、「維持費・ガソリン代」が厳しい! それなのに、どうして「ベンツ」に憧れる人が多いの? 現実的な負担についても解説 

 

メルセデス・ベンツは長年にわたり「高級車」の代名詞として、多くの人々の憧れの対象です。そんなベンツは中古市場では100万円程度で購入も可能ですが、そもそもなぜベンツは高級感があり富裕層の象徴とされるのでしょうか。 

 

本記事では、ベンツのブランドイメージの背景に迫り、中古のベンツに乗る価値や維持費の現実的な負担についても解説します。 

 

1886年にカール・ベンツはガソリン自動車を発明し、その後世界で初めてガソリン自動車の特許を取得しています。そして、カール・ベンツは妻とともに現在のメルセデス・ベンツの基盤を作りました。 

 

また、ベンツは、エアバッグやABS、ESPなどの先進的な安全装備をいち早く導入し、高性能技術でモータースポーツでも圧倒的な強さを見せてきました。これらの取り組みが、高品質で安全な車というイメージを確立しています。 

 

さらに、世界中の富豪や要人がベンツを愛用してきた歴史もあります。 

 

このように歴史があり、品質も高く、多くの富豪や要人が愛用してきたベンツは、成功者が乗る車として、高級感があり富裕層の象徴といったブランドイメージが浸透していると言えるでしょう。 

 

中古でも人気が高いベンツですが、中古市場では100万円程度で購入できるベンツもあります。ベンツのオンラインショールームでは、支払総額が200万円以下の車両も10台見つかりました。(2025年1月27日時点) 

 

中古では100万円~200万円程度でも乗ることができるベンツですが、新車で買うと少なくとも500万円以上かかり、高いものでは3000万円近くする車種もあります。中古であっても、高級感があり、安全性能も高いベンツに乗る価値はあるといえるでしょう。 

 

しかし、いかにブランド力があるベンツといっても、中古車を購入する場合には注意点があります。例えば、年式や走行距離、メンテナンス履歴はチェックしたいところです。また、信頼できる販売店から購入することも重要です。 

 

「ベンツが100万円で買える」というだけで飛びつかず、慎重に精査しましょう。 

 

 

ベンツを購入した場合、維持費が高くなる可能性があります。今回はベンツのThe S-Class Sedanシリーズ「S 500 4MATIC」の場合を想定し、ガソリン代と自動車税、保険料について見ていきましょう。 

 

あわせて、ガソリン代は一般的な水準と、ほかはプリウスと比べてベンツの維持費がどのくらい高いのか比較してみます。 

 

まずガソリン代ですが、「S 500 4MATIC」の燃費は1リットルあたりWLTCモードで11.2キロメートルとなっています。ガソリン代が1リットルあたり180円、年間1万キロ走行する場合、年間にかかるガソリン代は16万714円です。 

 

国土交通省によると、令和4年度のガソリン乗用車の燃費の平均は1リットルあたり19.4キロメートルです。ガソリン代と年間走行距離の条件を同様にして計算すると、年間のガソリン代は9万2784円となります。 

 

次に自動車税ですが、排気量によって金額が異なります。「S 500 4MATIC」の総排気量は2996ccですので、2019年10月1日以降に初回登録された場合、年間で5万円です。総排気量は車種によって異なりますが、プリウスの場合は2000ccか1800ccで、自動車税は3万6000円です。 

 

最後に保険料についてですが、車種や年齢、等級、補償内容や保険会社などによって異なります。今回はアクサダイレクトのモデルで見ていきましょう。 

 

アクサダイレクトによると、ベンツのCクラス保険料は、34歳のモデルで11万590円としています。「S 500 4MATIC」はよりグレードが高いSクラスですので、この金額より保険料が低いことは通常は考えられません。一方、プリウスの場合は4万2550円です。 

 

車種にもよるので一概には言えませんが、今回の比較では、ベンツの維持費は国産車よりも高い場合が多くなりそうです。また、古いものや排気量次第では、さらに高くなることもあるでしょう。 

 

なお、実際はこれらのほかに、壊れた際の修理代や自賠責保険料、車検代などがかかります。 

 

 

メルセデス・ベンツが高級車としての地位を確立している背景には、長い歴史、技術革新、安全性への取り組み、そして成功者が愛用してきたブランドのステータス性があります。 

 

中古市場で手頃な価格のベンツを購入することは可能ですが、維持費や修理費用などの現実的な負担を十分に考慮する必要があります。 

 

これから購入を検討する人は、車両の状態や維持費などをしっかり確認し、信頼できる販売店から購入しましょう。 

 

出典 

メルセデス・ベンツ日本 メルセデス・ベンツ 

国土交通省 自動車燃費一覧(令和6年3月) 

東京都 主税局 自動車税種別割 

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 

ファイナンシャルプランナー 

 

ファイナンシャルフィールド編集部 

 

 

 
 

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