( 272404 )  2025/03/06 05:30:05  
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自民党の森雅子議員が、参議院予算委員会で東日本大震災について石破総理に質問した。

石破総理は過去の現地訪問を振り返り、福島県の復興に対する事業費の確保の重要性を強調した。

森議員は財源についての質問を予定していたが、総理の発言に安心を感じたと述べた。

(要約)

( 272406 )  2025/03/06 05:30:05  
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森雅子議員 

 

 5日、参議院予算委員会にて、自民党の森雅子議員が東日本大震災について石破総理に質問した。 

 

 森議員から東日本大震災について聞かれた石破総理は現地に何度も足を運んだとして当時を振り返り、「先般も現地に入り、いろいろな施設、あるいはその後の復興状況、被災した地域を拝見したが、やはり事業費をきちんと確保するということが重要だと思った。福島県については、次の5年間の全体の事業規模、これが今の5年間を十分に上回るものでなければ、皆様のご理解も得られないし、熱意もまた戻ってくることにはならないと考えている。今後、5年間における復興事業に支障が一切生ずることがないよう必要な財源についても確実に確保する」と述べた。 

 

 これに対して森議員は「これから財源の質問をしようと思っていたら先に答弁をいただいて、力強く思った。というのは、私が今日予算委員会で総理にこの質問すると言ったら財務省が飛んできて『ちゃんとやりますから、どうか総理に質問するのはちょっと勘弁してください』と言われたので、予算委員会で何か質問して都合悪いことあるのかと思っていた。私が少し調べたところ、行政レビューで委員の先生が『復興予算を出すとしても被災地が負担したらいい』と。それを聞いて福島県民は大きなショックを受け、福島県内の新聞は一面トップに載せたが、東京では載らなかった。やはりそこに風化も感じたし、国会でも霞ヶ関でも風化が起きているのかと心配もしていたが、総理の頭の中にはしっかり当時の記憶もあり、予算もつけていただけることに安心した」と述べた。 

(ABEMA NEWS) 

 

ABEMA TIMES編集部 

 

 

 
 

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