( 272459 )  2025/03/06 06:36:45  
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ニューヨーク株式市場では、トランプ米大統領の関税政策による景気失速への懸念から、ダウ平均株価が一時800ドル以上下落し、終値は前日比670.25ドル安の42520.99ドルとなった。

トランプ政権がカナダ、メキシコ、中国に対して関税を発動したことに対する警戒感から、航空機大手のボーイングやクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスなどの銘柄が売られた。

ナスダック総合指数も65.03ポイント安の18285.16で終了した。

(要約)

( 272461 )  2025/03/06 06:36:45  
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ニューヨーク証券取引所 

 

 【ニューヨーク=小林泰裕】4日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)はトランプ米大統領の関税政策による景気失速への懸念から一時800ドル超値下がりした。終値は前日比670・25ドル安の4万2520・99ドルだった。 

 

 トランプ政権は4日、カナダとメキシコに対して25%の関税を、中国に対して10%の追加関税を発動した。カナダと中国は直ちに対抗措置を表明した。輸入品が値上がりするなどして米景気が減速するとの警戒感から、航空機大手ボーイングやクレジットカード大手アメリカン・エキスプレスなどの銘柄が売られた。 

 

 ダウ平均は3日にも649・67ドル下落しており、2日間の下落幅は計約1300ドルに達した。 

 

 IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は65・03ポイント安の1万8285・16だった。 

 

 

 
 

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