( 272984 )  2025/03/08 05:40:35  
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マツダは国内生産を終了した中型車マツダ6について発表した。

2002年から防府工場で生産されてきたが、セダン市場の縮小などを理由に終了することが決定された。

海外での生産も在庫がなくなると終了する予定で、世界販売を支えたマツダ6は約23年の歴史に幕を閉じることになる。

(要約)

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国内生産を終えたマツダ6 

 

 マツダは中型車マツダ6の生産を終える。国内では既に2024年12月で終了。02年の発売以来、防府工場(山口県防府市)で造ってきたが、セダン市場の縮小などを踏まえて判断した。海外で唯一続けているベトナムでの生産も、部品の在庫がなくなり次第終える。世界販売を支えた基幹車種は約23年の歴史に幕を下ろす。 

 

 マツダは02年、前身の初代アテンザの生産を防府工場で始めた。海外では当初からマツダ6として売り出した。走る楽しさを表すブランドメッセージ「Zoom―Zoom(ズーム・ズーム)」を前面に出した最初の車だった。一時は米国や中国でも生産。世界販売のピークは05年の27万2359台で、業績をけん引した。 

 

 3代目の現行モデルは12年にデビューした。車の基本性能を高めた独自技術「スカイアクティブ」を全面採用。19年の一部改良時にマツダ6に車名を統一した。最近はスポーツタイプ多目的車(SUV)の人気もあり、24年の世界販売は2万2278台とピーク時の10分の1以下に落ち込んでいた。 

 

中国新聞社 

 

 

 
 

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