自民党は、夏の参院選比例代表で旧安倍派の元衆院議員である杉田水脈氏(57歳)や、新人で全国介護事業者連盟理事長の斉藤正行氏(47歳)を公認候補として擁立することを発表した。杉田氏は以前、差別的な言動により法務当局から人権侵害と認定された経歴があり、党役職停止6カ月の処分を受けた後、昨年の衆院選に立候補を見送っていた。(要約)
杉田水脈氏
自民党は8日、夏の参院選比例代表の公認候補として、旧安倍派で元衆院議員の新人杉田水脈氏(57)ら2人を擁立すると発表した。杉田氏は衆院議員だった2023年にアイヌ民族や在日コリアンへの差別的言動を法務当局から人権侵犯と認定された経緯がある。派閥裏金事件で党役職停止6カ月の処分を受け、昨年10月の衆院選への立候補を見送った。
全国介護事業者連盟理事長の新人斉藤正行氏(47)の公認も決めた。