( 273509 )  2025/03/10 04:09:16  
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国際女性デーに関連して、29カ国を対象に女性の働きやすさを指標化したランキングが発表された。

スウェーデンが首位で、北欧諸国が上位を占めている。

日本は27位であり、男女平等や女性の賃金格差などの課題が示された。

ニュージーランドがフランスと同じ5位に躍進し、女性役員の割合が増加したことや、女性議員の割合も一部国で上昇していることが報告された。

(要約)

( 273511 )  2025/03/10 04:09:16  
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「国際女性デー」のシンボルとされるミモザ 

 

 【ロンドン共同】英誌エコノミストは8日までに、先進国を中心とした29カ国を対象に、女性の働きやすさを指標化した2024年のランキングを発表した。首位はスウェーデン(前年2位)で、上位4カ国を北欧諸国が占めた。日本は前年に続き下から3番目の27位だった。28位は韓国、最下位はトルコだった。 

 

 2位以下はアイスランド、フィンランド、ノルウェーの順だった。北欧諸国は男女平等と共働きを支援する政策により、常に上位を占めている。 

 

 最も順位が上がったのはニュージーランドで、前年の13位からフランスなどと同じ5位に浮上。主要国では英国とカナダが14位、イタリアが16位、米国が19位だった。 

 

 企業における女性役員の割合は16年の21%から33%に増え、英国やフランスでは男女がほぼ同数だった。一方、女性の平均賃金は男性より11.4%低く、日本やオーストラリアなどでは賃金格差が拡大しているという。 

 

 女性議員の割合も34%を上回り、英国では昨年の総選挙の結果、35%から41%に上昇した。 

 

 

 
 

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