石破茂首相は、12日の参院本会議で、ガソリン税の暫定税率について、今年4月の廃止は困難だとの認識を示しました。立憲民主党の勝部賢志氏の質問に対し、関係者との調整を経て結論を得ることは現実的かどうかと述べました。首相は、自民、公明、国民民主の3党幹事長の合意に基づき、今後も協議を続けていくと述べました。(要約)
石破茂首相=10日、国会内
石破茂首相は12日の参院本会議で、ガソリン税の暫定税率に関し、今年4月の廃止は困難だとの認識を示した。
立憲民主党の勝部賢志氏の質問に対し「本年4月1日に廃止する場合、関係者と丁寧な調整を行った上で結論を得ることは現実的か」と述べた。
首相は「引き続き昨年12月の(自民、公明、国民民主)3党幹事長合意に基づき協議が続けられる」と語った。立民と国民民主は4月廃止の法案を共同提出している。