( 275419 )  2025/03/17 04:02:29  
00

千葉県知事選で落選したNHKから国民を守る党の立花孝志党首が、兵庫県神戸市で演説を行いながら活動して物議をかもしている。

立花氏は選挙区外での選挙活動を展開し、批判の声が上がっている。

また、他の候補も兵庫での演説や活動を行い、選挙戦は混迷していた。

このような行動に対し、公選法の在り方や改革が求められている。

(要約)

( 275421 )  2025/03/17 04:02:29  
00

千葉県知事選に立候補しながら兵庫県神戸市の三宮で演説を行う「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首 

 

 任期満了に伴う千葉県知事選が16日投開票され、無所属現職の熊谷俊人氏(47)が再選を確実とした。政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)は落選。 

 

 昨年11月の兵庫県知事選で他候補の応援目的で立候補する「2馬力」行為などで物議を醸した立花氏は今回は千葉から400キロ離れた兵庫や大阪などで選挙活動を展開。千葉や兵庫の選管には質問が苦情が相次ぐ事態となった。 

 

 街頭演説では聴衆から「選挙区外での運動はいいのか?」「なんでここでやっているんだ」など批判の声が上がる騒ぎとなっていた。 

 

 また、兵庫での立花氏の演説後に、今回の千葉県知事選で立候補した政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦氏が現れて演説するなど、選挙戦は混沌としていた。 

 

 選挙区外での街頭演説を規制する文言は公選法にはない。ただ、識者からも「昔から選挙に出て“名前を売ろう”という目的の立候補者はいたが、今はSNSを利用して全国に知名度を高めていこうというやり方が出てきている。公選法の在り方をもっと考えるべきだ」「違法性はないが、そもそもその地域のリーダーを選ぼうという本来の目的からここまで逸脱していいのか」 

 

など議論が起き、公選法の改革を求める声も出てきている。 

 

 

 
 

IMAGE