( 275619 )  2025/03/17 07:53:39  
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阪神の佐藤輝明がドジャースに本塁打を放った。

そのボールを手に入れた男性がすぐに前の子供に手渡し、その行動が称賛された。

ボールを手渡した男性は神奈川出身の松村さんで、自分のボールを手渡すよりも子供に渡したと述べた。

彼はチケットを1次抽選で手に入れて一人で試合を楽しんでいたが、結果的に素晴らしいボールパーク体験を提供することができた。

(要約)

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本塁打を放った阪神・佐藤輝明【写真:荒川祐史】 

 

 咄嗟の行動だった。ドジャースと阪神のプレシーズンゲームが16日、東京ドームで行われた。4回には阪神・佐藤輝明内野手が右翼スタンドへ豪快な3ランを放り込んだ。ホームランボールを手にした男性は、すぐさま目の前に座る男の子にボールを手渡し、この様子がネット上で「お兄さん、ほんま優しい」「素晴らしい心遣いです」と瞬く間に話題となった。 

 

 ボールを手渡したのは、神奈川から来た松村聡晃(としあき)さん。ボールは別の場所で跳ね返り、ドジャースのユニホームを着用する松村さんのもとへ降ってきた。ボールを手にすると思わず掲げてガッツポーズ。それでも、「僕が持っているよりも、せっかく来ているんだったら、子どものほうがいいかなと」と、咄嗟に前の少年に手渡した。 

 

 チケットは1次抽選でゲットし、一人で訪れていた。座っていたのは右翼スタンド前列で絶好のホームランキャッチゾーン。「大谷選手のホームランが来ないかなとは思っていました」。その大谷ではなかったものの、阪神の主砲がサイ・ヤング賞左腕、ブレイク・スネル投手を粉砕した一発が飛び込んできた。 

 

 手渡された少年は、記念すべきドジャース戦のチケットを親からプレゼントされて子ども2人で観戦。「最初はボールを手渡されて、写真を撮れるだけでもうれしかったんですけど、もらえるとなって、観に来てよかったなって思います」と、笑顔でボールを握りしめた。 

 

Full-Count編集部 

 

 

 
 

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