( 276449 )  2025/03/21 02:53:16  
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兵庫県知事の斎藤元彦氏に関するパワハラ問題について、第三者委員会が19日に報告書を公表し、斎藤知事の行為をパワハラと断定。

報告書では斎藤知事の行為を厳しく批判しました。

一部の問題については違法行為と認定し、県民からは斎藤知事に辞職や再選挙を求める声が挙がっています。

(要約)

( 276451 )  2025/03/21 02:53:16  
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FNNプライムオンライン 

 

兵庫県の斎藤元彦知事を巡る一連の問題。 

第三者委員会は19日に報告書を公開し、斎藤知事の行為を次々と「パワハラ」と断じました。 

 

第三者委員会・藤本久俊委員長: 

机をたたくのは相手を威圧する行為であり、パワハラであると認定する。夜間休日にチャットを送り、業務を行うことを求めるのは行き過ぎだと思っている。パワハラに該当する。 

 

その内容は、3月4日に公開された県議会による百条委員会の報告書よりも厳しく踏み込んだ内容となりました。 

 

例えば、斎藤知事が公用車を降りた時に職員を叱責するなどしたパワハラ疑惑について、百条委員会では「パワハラ行為といっても過言ではない」という評価にとどまっていましたが、第三者委員会は「激しく叱責したことなどはパワハラに当たる事実」とパワハラを認定しました。 

 

さらに2024年3月、斎藤知事が「嘘八百含めて、文書を作って流す行為は公務員として失格です」と話していた内部告発について、第三者委員会は公益通報の“外部通報”に該当すると判断。 

告発者を探し、懲戒処分とした県の対応について、「違法であり極めて不当であった」と断定しました。 

 

一方で、斎藤知事が贈答品を受け取った、いわゆる“おねだり疑惑”については、「贈収賄と認定することはできない」として違法性を認めませんでした。 

 

こうした調査結果について20日、兵庫県民からは「恥ずかしい、兵庫県民として」「そういう人に兵庫を任せるのは今後が心配」「辞職・再選挙して、県民の意思を問うてみたらどうかなと思う」といった声が。 

 

一方、斎藤知事の支持者からは「(県政を)変えようと頑張ってくれる姿は見受けられるので、僕はいいと思う。一貫して頑張ってほしい」という意見も聞かれました。 

 

第三者委員会がパワハラ行為と判断したのは、16件のうち10件でした。 

 

関西テレビ 

 

 

 
 

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