( 279064 )  2025/03/31 03:09:08  
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浜松市中央区での事故現場には花が供えられ、壁に事故の傷が残っていた。

事件では女児4人が軽トラックにはねられ、小学2年生(8歳)の女児が亡くなり、小学4年生(10歳)の姉が重傷を負った。

姉の意識が回復し、退院できる状態ではないものの、家族と一緒に帰りたいと言っている。

亡くなった妹はお姫様の格好が好きで、最後は緑色のドレスを着せて母親のリップを塗って送られた。

父親は「8年間しか一緒にいられなかったけど、ありがとう」と語っており、心情を語る際に声を詰まらせていた。

(要約)

( 279066 )  2025/03/31 03:09:08  
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花が供えられた事故現場。道路脇の壁には事故によるとみられる傷がついていた(25日、浜松市中央区で) 

 

 浜松市中央区で24日に女児4人が軽トラックにはねられ死傷した事故で、亡くなった小学2年女児(8)の父親(37)が30日、重体だった小学4年の姉(10)の意識が回復したことを明らかにした。集中治療室にいるが話ができるという。 

 

 父親によると、姉は28日午後3時に意識が戻った。妹の出棺時に病院から電話があり、その際、姉が妹の安否を聞いてきたという。病院でも何度も妹のことを尋ねられたが、ショックを与えないよう伝えられずにいる。退院できる容体ではないが、「痛くない。パパ、ママと帰りたい」とせがむという。 

 

 亡くなった妹(8)は、ドレスを着たり指輪を付けたりと、お姫様の格好になるのが大好きだった。最後は緑色のドレスを着せ、使いたがっていた母親のリップを塗って送り出した。「8年間しか一緒にいられなかったけど、ありがとう」と言葉をかけたという父親。「まだ信じられない気持ち。ひょこっと出てきそうな感じがする」と、声を詰まらせながら語った。 

 

 

 
 

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