( 279614 )  2025/04/02 04:08:00  
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国立健康危機管理研究機構は、今年の百日ぜき患者が急増し、3月23日までに全国の医療機関から458人の患者が報告されたと発表した。

今年の累計は4100人で、昨年を上回っている。

百日ぜきは子どもが主に感染し、乳児では肺炎や脳症を引き起こす危険がある。

厚生労働省はワクチン接種を予防に勧めている。

(要約)

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(写真はイメージ)=ゲッティ 

 

 激しいせきを伴う気道感染症の「百日ぜき」について、国立感染症研究所などが統合して1日に発足した国立健康危機管理研究機構は同日、3月23日までの1週間で全国の医療機関から458人の患者が報告されたとの速報値を公表した。 

 

 今年に入ってからの累積は4100人で、すでに昨年1年間の累計4054人を超えた。都道府県別では大阪府が最も多く、336人。東京都が299人、新潟県が258人で続いた。 

 

 百日ぜきは子どもの感染が中心で、特に乳児では重症化し、肺炎や脳症を引き起こすことがある。厚生労働省は、ワクチン接種が予防に有効としている。【垂水友里香】 

 

 

 
 

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