( 279964 ) 2025/04/03 05:52:00 1 00 テスラは2025年1-3月期に前年同期比13%減の33,681台のEV販売を記録し、過去3四半期ぶりに売り上げが低下した。 |
( 279966 ) 2025/04/03 05:52:00 0 00 テスラのロゴ
【ニューヨーク=小林泰裕】米電気自動車(EV)大手テスラは2日、2025年1~3月期のEV販売台数が前年同期比13%減の33万6681台だったと発表した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の政治的発言や強引な人員削減策への反発が販売に大きく影響したとみられる。
テスラの前年割れは24年4~6月期以来、3四半期ぶり。市場予想の約37万2000台も下回った。テスラは声明で「モデルYの生産ラインの切り替えが生産に影響した」と説明した。
トランプ政権で高官を務めるマスク氏は欧州の政治家を公然と批判し、内政干渉として欧州で反感を招いている。また、マスク氏の率いる「政府効率化省(DOGE)」が米政府機関の人員削減を強引に進めたことで、雇用情勢の悪化につながっているとの不満も米国で高まっている。
こうした背景からテスラのブランドイメージが低下しており、欧米での販売不振につながった可能性がある。中国市場でも、BYDなど安価な地元メーカーとの競争激化で販売が伸び悩んだとみられる。
EV販売で世界首位を争うBYDの1~3月期のEV販売台数は前年同期比39%増の41万6388台となり、2四半期連続でテスラを上回った。現在の勢いが続けば、25年には年間販売台数でもBYDが世界首位に立つ可能性がある。
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