( 280179 )  2025/04/04 04:39:27  
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3日の衆議院憲法審査会で、れいわ新選組の大石あきこ議員が枝野幸男党首に対して、審査会の運営や資料の内容について不満を述べた。

大石議員は、毎週の開催をやめて頻度を下げ、議論の深まるための時間を増やすよう要望し、枝野党首が一方的なルールと特定の意見に偏った資料作成によって議論のバランスが乱れている可能性を指摘した。

(要約)

( 280181 )  2025/04/04 04:39:27  
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れいわ・大石議員 

 

 3日、衆議院憲法審査会において、れいわ新選組の大石あきこ議員が数々の“不満”を口にした。 

 

 大石議員は「毎回言ってますけど、毎週開催をやめていただきたいです。これは枝野会長にです。そして、所要1時間45分なんですけどね。前回も私が挙手したんですけど、当たらなかったと。他党に質問できるという会は非常にいいんですけれども、やはり議論。先ほど(枝野)会長が『こういう立て付けで7分以内で答弁も含めて』というルールはおっしゃるんですけれども、やっぱりある程度の打ち合いが数回ないと議論として深まりませんので、例えば3週に一度にしてこの1時間45分を2倍にするとか、そういうふうにすれば頻度も減るしクロスもできるので、そのような運営に改めていただきたいです」と要望を出した。 

 

 大石議員はさらに続けて以下のように述べた。 

 

「何会派か表明されてますけれども、前回の憲法審の資料への批判に対して、『これが許されないことなんだ』というような表明があったんですけれども、果たしてそうでしょうか?  枝野審査会長に申し上げたいんですけど、4月2日、参議院の憲法審で自民党の佐藤幹事が、3月27日の衆議院の憲法審で“70日限定説”(緊急集会の開催期間を最大で70日間とする説)ですね、『一つの目安だ』という自民の船田幹事の発言に対して『誤解を生む』と不満を表明されていて、結局『参』と『衆』で行われてますので、この衆議院の審査会において、“より偏りがあるのではないか”という指摘であれば受け止める必要があるんではないかと思いますし、会長として、そういったことがあるのではないか、受け止めて検証する必要があるんじゃないでしょうか?」 

 

「衆議院法制局の資料で3ページにもわたる緊急集会の立法事実を2年前のオリジナルには記載していないけれども今回記載していることはなぜかというような質問だったと思うんですね。この内容が、衆議院で特に改憲派の多数が唱えている70日限定説の背景となる“連関構造説”なるものに基づいた憲法学者の意見かのように見える資料としてまとめられているようにも見えました。では、やはり“衆議院特有の偏り”によって、その意を汲んだような資料作りではなかったのかという論評は成り立つと思います。ですので、法制局の方が意を汲んでしまうことは当然あり得る、一般的にありうることだと思いますので、これは審査会長として、不適切な言動だったというよりは、受け止めて、検証していただきたいと、そのように思います」 

(ABEMA NEWS) 

 

ABEMA TIMES編集部 

 

 

 
 

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