3日のニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価が一時1600ドル以上下落した。この下落は、トランプ政権の関税政策による輸入品の値上がりやインフレの再燃による米国景気後退への懸念が高まったことが背景にある。取引開始直後から売りが先行し、アップルやエヌビディアなどの銘柄が値下がりした。(要約)
ニューヨーク証券取引所
【ニューヨーク=小林泰裕】3日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)は一時、前日終値から1600ドル超下落した。トランプ政権の関税政策によって輸入品が値上がりし、インフレ(物価上昇)が再燃して米国景気が後退するとの警戒感が強まった。
午前9時半(日本時間3日午後10時半)の取引開始直後から売りが先行し、スマートフォン大手アップルや半導体大手エヌビディアなどの銘柄が値下がりしている。