4日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が1700ドル以上下落し、7カ月ぶりに節目の4万ドルを割り込んだ。この下落は、トランプ政権の相互関税に対する中国の報復関税発表による世界的な貿易戦争の激化と、米国の景気減速への懸念が背景にある。(要約)
【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落して始まり、前日と比べた下げ幅が一時、1700ドルを超えた。取引時間中として昨年9月以来、約7カ月ぶりに節目の4万ドルを割り込んだ。
トランプ米政権の相互関税に対し中国が報復関税を発表。世界的な貿易戦争の激化と、米国の景気減速への警戒感が広がった。
午前11時現在は前日比1424.11ドル安の3万9121.82ドルを付けた。