( 280714 )  2025/04/06 04:53:34  
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石破茂首相が2025年大阪・関西万博の会場である夢洲を訪れ、実際の準備状況を視察した。

チェコ館やパビリオンを見学し、成功を願って関係者に訴えた。

記者団には開幕には間に合うと述べ、万博の魅力をPRしたが、入場券販売が低迷していることも明かされた。

(要約)

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大阪・関西万博の「チェコ館」を視察する石破茂首相=大阪市此花区の夢洲で2025年4月5日午前10時37分(代表撮影) 

 

 石破茂首相は5日、2025年大阪・関西万博の会場となる大阪市此花区の人工島「夢洲(ゆめしま)」を訪問した。13日の開幕を前に、実際に来場者を招いて行われている「テストラン」(リハーサル)の様子や、パビリオンの準備状況などを視察。チェコ館を見学し、関係者を前に「開催国としてどうしても成功させたい」と訴えた。 

 

 首相は会場の「大屋根リング」で、約400人が一つのボールをつなぐイベント「世界キャッチボールプロジェクト」の参加者と懇談。パビリオン「未来の都市」も視察し、会場内で開かれたファッションイベントにも出演した。 

 

 視察後には記者団に「いろいろ心配する声もあったが、開幕には間に合う。本当にできたんだなというのが正直な感想だ」と語った。その上で「新しい日本を世界に発信する万博に必ずなると思うし、1回来た人は必ずファンになって世界に発信できるものがある」と述べ、改めて魅力をPRした。 

 

 ただ、万博は入場券販売が低迷している。万博の名誉会長を務める首相は、会場内から読売テレビの番組に中継出演した際、「なかなか売るのは大変だ」と漏らした。【大野航太郎】 

 

 

 
 

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