( 281434 )  2025/04/09 04:24:30  
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立憲民主党が選択的夫婦別姓の会合で、1996年の法制審議会案をほぼ採用し、立憲自身も賛同を呼びかける方針転換を決定した。

具体的には、結婚した夫婦が姓を統一するか、別姓を選択できるようにし、子供の姓は結婚時に決定し、兄弟姉妹の姓は統一するという提案になっている。

しかし、日本維新の会や国民民主党などが異なる案を主張しており、他党の賛同が不透明な状況。

(要約)

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立憲民主党は8日、選択的夫婦別姓についての会合を開き、1996年に法制審議会がまとめた案をほぼ丸呑みし、法制審の案をベースに与野党に賛同を呼びかけると、方針を変更しました。 

 

立憲が了承した選択的夫婦別姓案の概要では、結婚した夫婦は夫か妻の姓に統一するか、各自が結婚前の姓を使用するかを選択できるようにしたうえで、別姓の夫婦に生まれる子どもの姓は結婚時に決定し、兄弟姉妹の姓は統一する、などとなっています。 

 

1996年に法制審議会が答申した民法改正案をほぼ丸呑みした形で、立憲は2022年に野党共同で提出した法案から方針を転換することになります。立憲は、あすからこの案をベースに与野党に賛同を求めるとしていて、各党から意見があれば、法案に反映させていくとしています。 

 

辻元代表代行 

「覚悟の表れです。自民党の歴代の政権も、それから民主党政権も法制審案をベースに実現しようという動きもかつてありましたので、やはりこれを大事にして、ここから原点でスタートしているので、法制審案で。できるだけ広い賛同を得たいということで、これに今回は決めました」 

 

ただ、日本維新の会や国民民主党の玉木代表は、旧姓の使用に法的な効力を与える案などを主張していて、今後、各党の賛同が得られるかは不透明な状況です。 

 

TBSテレビ 

 

 

 
 

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