( 281949 )  2025/04/11 04:21:19  
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若い社会人の間で注目を集めている『退職代行』が急増している。

"OITOMA"という退職代行業者では、今年4月入社の新入社員から131件の依頼があったと報告されている。

番組には"OITOMA"の藤澤歩美さんや子供を持つ北斗晶さん、石戸諭さんが出演し、依頼の傾向や退職理由について解説した。

企業経営者も退職代行にショックを受けることもあるが、依頼が受け入れられるような変化も見られる。

北斗晶さんは、自身の子供が退職を決める場合、自分で言うよう促す一方で、退職代行には賛成で、ストレスを抱える人には有用だと述べた。

石戸諭さんも、今の経済状況が退職を容易にしていると語った。

退職理由は様々で、「制服が似合わなかった」などの理由で退職相談があるとのこと。

(要約)

( 281951 )  2025/04/11 04:21:19  
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FNNプライムオンライン 

 

新社会人の間でじわりと注目を集めている『退職代行』。 

 

退職を希望する人の代わりに会社に退職の意向を伝えるサービスだが、今年度は早くも依頼者が急増しているという。 

 

退職代行業者「OITOMA(オイトマ)」では、4月9日時点で、すでに今年4月入社の新入社員から131件の退職代行の依頼が来ているということだ。 

 

4月10日放送の関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、「OITOMA」の藤澤歩美さんに、依頼の傾向や実際にあった退職理由を解説してもらった。 

 

また番組に出演した北斗晶さんは子を持つ母親として、ノンフィクションライター石戸諭さんは自身も会社を退職した経験から、意見を述べた。 

 

退職代行業者から連絡を受けた企業経営者が、ショックを受けたという話も聞かれるが、企業側の反応も変化してきているのだろうか。 

 

OITOMA 藤澤歩美さん:(OITOMAの)設立当初は、『退職代行です』とお電話したときに、本当に怒られる方が結構多かったです。今はちょっと減ってきて、『そうですか…』というようにお受けしてもらえるようになってきたかなと思います。 

 

それから、依頼がくるタイミングは「朝」が多いという。 

 

OITOMA 藤澤歩美さん:前日は『頑張るぞ』というお気持ちだったという方もいらっしゃるんですけれども、やっぱり朝起きて行きたくないという気持ちで、相談される方というのが多いです。 

 

新社会人と同世代の子供を持つ北斗晶さんは、もし自分の子供が会社に入ってすぐに辞めたいということにあれば、「『自分で言いなさい』と言います」と話した。 

 

北斗晶さん:自分で言いなさいって言いますね。(辞めること自体は)自分の人生で、そこは自分の判断だと思って育ててきている。自分の人生なので、自分で決めなさいと言いますけど、できれば自分で言ってほしいと思います。 

 

北斗晶さん:ですが、退職代行に関しては全く反対ではないんです。なぜかといったら、怖くて言えないとか、その状況には言いづらいとか、すごいストレスを抱える人もいると思うので、そういう人にこそあるべきだと思う。 

 

新聞社を退職した経験を持つノンフィクションライターの石戸諭さんは、「いまの経済状況が退職を後押ししている」と話した。 

 

ノンフィクションライター 石戸諭さん:僕はその(退職の)時、自分で言いましたけど。いま退職というのが、ある意味すごくやりやすくなっているじゃないですか。仕事の求人もちゃんと出ているし、ある程度辞めても次がある、探しやすいという、いまの経済状況というのも(退職を)後押ししているところはあると思いますね。 

 

 

退職代行業者「OITOMA」の藤澤歩美さんによると、 

・始業前のラジオ体操が嫌だった 

・休み時間以外スマホを触れない 

・5分残業させられた 

など、いろんな理由で退職の相談をしてくる方がいるということだ。 

 

OITOMA 藤澤歩美さん:直近だと『制服が似合わなかった』と言って、2日出勤して辞められた方がいました。求人のページで仕事している方の風景が写っていて、それを確認した上で入社されていたのですが、自身でいざ袖を通してみたら似合わなくて、これを着続けるのはしんどいという形で、ご相談いただいた方がいます。 

 

退職にはいろんな理由、いろんな事情があるということだ。 

 

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2025年4月10日放送) 

 

関西テレビ 

 

 

 
 

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