( 282114 )  2025/04/11 07:29:27  
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中日は延長11回に広島に逆転負けし、今季初めて最下位に転落した。

大野は好投を見せたが、代わった清水が同点を許し、延長戦に突入。

石伊はプロ初の安打と打点を記録。

しかし、11回に藤嶋が適時二塁打を許し逆転され、結局1-2で敗れた。

(要約)

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中日・井上一樹監督 

 

■プロ野球 中日 1-2 広島 延長11回 (10日・バンテリンドーム) 

 

中日は延長11回に藤嶋が勝ち越しを許し、広島に今季初の逆転負け。4勝6敗2分で借金2、再び単独最下位に転落した。 

 

試合は5回、わずか2安打に抑えられていた広島先発・玉村に対し、中田、村松の連打から8試合ぶりの先発マスクをかぶったドラ4・石伊が先制適時打を放ち、4打席目でプロ初安打・初打点を記録。先発・大野は大野は6回80球、被安打2、奪三振5、無四死球、無失点の完璧な内容も、代わった2番手・清水が同点を許し、延長戦に突入していた。 

 

先発は大野。前回登板の4月3日巨人戦(バンテリンドーム)は5回を投げ82球、被安打8、奪三振2、与四球1、4失点(自責2)の内容で敗戦投手。昨季は9先発で0勝1敗、防御率3.60、広島戦には1先発で1敗も、5回被安打7、3失点(自責1)で防御率1.80。大野は、二俣、矢野を2者連続三振に斬ると、小園を遊ゴロに打ち取る上々の立ち上がり。 

 

スタメンは1番センター・岡林、2番は今季初スタメンのセカンド・辻本、3番レフト・カリステ、4番サード・石川昂、5番ライト・細川、6番ファースト・中田、7番ショート・村松、8番キャッチャー・石伊雄太(24、日本生命)が4月2日巨人戦(バンテリンドーム)以来2度目の先発マスクを被り、9番はピッチャー・大野。前日決勝打を放ったブライトは、スタメンを外れた。 

 

初回は広島先発・玉村に対し、岡林、辻本が連続三振、カリステが二ゴロに打ち取られる。2回、先頭の石川昂が二内安打で出塁すると、細川が空振り三振で石川昂が盗塁も失敗。中田も遊ゴロに倒れ3人で攻撃が終わった。 

 

2回は三者凡退に仕留めた大野は3回、田村、石原に連続安打を浴び、無死一、二塁も、玉村を投ゴロバント失敗で1死、続く二俣を遊飛、小園を左飛に打ち取った。 

 

3回裏は村松が一ゴロ、石伊が遊ゴロ、大野が空振り三振に斬られ三者凡退。4回は先頭の岡林が左前安打で出塁も、辻本がバスターで遊ゴロ併殺打、カリステは三ゴロで4イニング連続3人で攻撃終了。 

 

大野は4回、中軸を2つのフライアウトとゴロアウトに打ち取ると、5回も菊池から空振り三振を奪うと、後続を2者遊ゴロとし、三者凡退。大野は5イニングを投げ、68球、被安打2、奪三振3、無四死球、無失点。 

 

5回は、ここまでわずか2安打に抑えられている玉村に対し、2死から中田が右翼線際への二塁打、村松が遊内安打で一、三塁とすると、石伊が追い込まれてからの4球目、低めのスライダーを左中間へ運び、プロ初安打が左前適時打となり初打点も記録、1-0と先制。 

 

6イニング目に突入した大野は玉村を空振り三振、二俣を見逃し三振、矢野を遊飛と3人で抑えて降板。大野は6回80球、被安打2、奪三振5、無四死球、無失点の内容。 

 

7回は2番手・清水が登板。小園、末包に連続安打を許すと、ファビアンの三ゴロ間に小園が三塁進塁。1死一、三塁で菊池のサードへの当たりを石川昂がダイビングキャッチも、小園の生還を許し1-1の同点に追いつかれる。ここで菊池が二盗を試みたが石伊が刺殺。このアウト判定に新井監督がリクエスト判定も、判定は変わらず攻撃を封じた。 

 

8回は3番手・マルテが登板。7番からの下位打線を2つのゴロアウトと空振り三振に仕留め、5試合連続無失点に抑える。 

 

7回は玉村に対し、石川昂からの好打順も3つともフライアウトに打ち取られ、8回は2番手・島内に対し、2者連続空振り三振、マルテの代打・上林が左飛に終わった。 

 

9回は4番手・齋藤が登板。1死から矢野に一内安打も、小園を二ゴロ併殺打に打ち取る。その裏3番手・森浦に対し、岡林が二ゴロ、辻本がセーフティーバントを試みるも投ゴロ、カリステが空振り三振に終わる。 

 

10回は5番手・祖父江が登板。2死から菊池に三内安打を許したが、田村を左飛に打ち取る。その裏4番手・栗林が登板。石川昂が三遊間を抜ける安打を放つと、代走・樋口を起用。細川が見逃し三振に倒れるも、樋口が盗塁を決め、中田は申告敬遠で一、二塁。村松が空振り三振も、石伊の代打・ブライトが四球を選び満塁の絶好機も、代打・板山が空振り三振に打ち取られた。 

 

11回は6番手・藤嶋が登板。先頭の石原が右前安打、代打・山足の投犠打で1死二塁としたが、代打・野間に3ボール1ストライクから甘めのスプリットを運ばれ、ライトフェンス直撃の適時二塁打で羽月が生還し、1-2と逆転を許した。その裏広島5番手・塹江に対し、岡林からの上位打線でカリステが中前安打も力尽き、試合終了。今季初の逆転負けを喫した。 

 

 

 
 

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