( 282181 ) 2025/04/12 03:27:02 0 00 FNNプライムオンライン
国民民主党の玉木代表は11日、党の代議士会であいさつし、10日に国会に提出した30歳未満を対象に所得税を減税する若者減税法案に批判が噴出していることを受け、就職氷河期世代などに誤ったメッセージを与えてはならないとの認識を示し、すべての現役世代に気配りする思いで政策に取り組むと強調した。
玉木氏は代議士会で、法案は2023年12月にも参院に提出したものだと指摘したうえで、「ただ、就職氷河期を見捨てるのか、あるいは参議院選挙に対する選挙対策ではないかと、いろんなお声をたくさんいただいている」と述べた。
そして「ほぼ注目されなかった1年半前と比べて、それだけ国民民主党に対する注目と期待が集まっているということだ」と述べたうえで、「趣旨を丁寧に説明をしていかないといけない。就職氷河期世代のみならず対象から外れていると感じられる人に対して誤ったメッセージを与えてはならない。あらためてわれわれとしては、就職氷河期世代についてはしっかり取り組んでいく」と強調した。
玉木氏は、さらに「例えば子育てを頑張っている現役世代に対しては、年少扶養控除の復活を公約にも掲げているし、これまでも取り組んできた政策なので、すべての現役世代に対してしっかりと実際に目配せ気配りをして、誰1人取り残さないといった思いで取り組んでいきたい」と述べ、党所属議員に情報発信への協力を呼びかけた。
フジテレビ,政治部
|
![]() |