( 282339 )  2025/04/12 06:31:00  
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アメリカのトランプ政権が日本に対して農産物の輸入拡大を求める発言を繰り返していることについて、江藤農水相は「刹那的な判断は控えなければならない」と述べた。

特にコメに関してはトランプ大統領が誤った発言をしており、輸入枠の拡大を求めてくる可能性がある。

江藤農水相は、日本の食料の安全保障上、輸入に依存することは好ましくないとし、慎重な姿勢を示した。

(要約)

( 282341 )  2025/04/12 06:31:00  
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日テレNEWS NNN 

 

江藤農水相は、アメリカのトランプ政権が日本に対してアメリカの農産物の輸入拡大を期待する発言を繰り返していることを受け、「刹那的な判断」は控えなければならないと話しました。 

 

トランプ政権は、関税措置をめぐる今後の日本との協議で、農産物を中心に受け入れの拡大を求めていく姿勢を示しています。 

 

特にコメについては、トランプ大統領が演説で「日本はアメリカのコメに700%の関税をかけている」と事実とは異なる発言をしていて、今後、輸入枠の拡大を求めてくる可能性があるとの見方が広がっています。 

 

こうした中、江藤農水相は記者会見で、日本の消費者の中には、安い輸入米がもっと入ってくれば良い、という声もあると思うが、高い関税をかけているべきなのか」を問われ、次のように慎重な姿勢を示しました。 

 

江藤農水相「コメは我々の主食であります。それを海外に頼るシステムを作るということは、私は、日本の食料の安全保障上、決して良いことではないと思っておりますので、刹那的な判断というものは政治的には控えなければなりません」。 

 

また、コメの輸入に関する枠組みは、広く国際社会に対して約束していることで、「極めてこれは重い」と強調しました。 

 

 

 
 

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