( 282424 )  2025/04/12 07:56:39  
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巨人の戸郷翔投手が広島戦で10失点を喫し、4回途中で降板した。

2回や3回にも失点があり、最後は連続失点を食らいながらも、監督は静かにマウンドを見つめ続けていた。

最後の失点の後、指揮官がマウンドへ向かい、戸郷は少し感情を表に出さずベンチに戻った。

(要約)

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降板する戸郷 

 

 巨人の戸郷翔征投手(25)が11日の広島戦(マツダ)に先発するも4回途中106球、自己ワーストとなる10失点KOに終わった。 

 

 あまりにも苦しい結果に終わった。戸郷は味方打線が1点を先制した直後の2回一死二、三塁の場面で菊地に2点適時二塁打を浴びて逆転を許すと、会沢にも適時打を放たれてこの回3失点。3回は三者凡退に抑えて立ち直ったかに思えたが、4回にはさらに広島打線の餌食となった。 

 

 先頭のファビアンに左前打、菊地に四球を与えると、続く相手先発・森下の打席で犠打を名手・岡本の悪送球&野選でオールセーフとなり二走・ファビアンは本塁生還。その後もなかなかアウトが取れずに無死満塁から田村の適時打で5失点目…。それでも阿部監督はベンチから静かにマウンドを見つめたまま動かず、さらには3番・小園から5番・野間まで3連続適時打を浴びてこの日10失点目となった。 

 

 打者一巡し再びファビアンに右前打を放たれたところでようやく重い腰を上げた指揮官。ゆっくりと笑顔を浮かべながらマウンドへと向かい女房役・甲斐の肩を叩くと、甲斐は厳しい表情を浮かべながら「すみません」とポツリ。戸郷は表情こそ崩さないままベンチへと戻ったが、少し目を潤ませながら茫然と空を見上げる仕草を見せていた。 

 

東スポWEB 

 

 

 
 

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