( 282534 )  2025/04/13 04:30:27  
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2025年4月12日、大阪市北区のディアモール大阪に設けられた万博来場サポートデスクでは、高齢者などが電子チケットの予約に困って相談に訪れ、行列ができていた。

大阪府・大阪市が設置したこのサポートデスクは、入場券の購入を手伝うためのものであり、開幕直前に多くの人が利用している様子。

万博の前売り入場券の売れ行きも好調で、前売り入場券の販売枚数は36万枚増えて906万枚に達している。

(要約)

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万博来場サポートデスクには行列ができ、「本日はたくさんのお客様がご利用いただいております」と貼り紙があった=2025年4月12日午後4時28分、大阪市北区、松尾葉奈撮影 

 

 大阪・関西万博の開幕を翌日に控えた12日午後、大阪・梅田の地下街ディアモール大阪に設けられた「万博来場サポートデスク」には、電子チケットなどが予約できない高齢者らが相談に訪れ、行列ができていた。 

 

 サポートデスクは入場券購入を手助けするため、大阪府・大阪市が商業施設などに設置している。兵庫県芦屋市の主婦(75)は約3時間待っているが、まだ残り30組ほど前にいる状態だ。「家にはパソコンもなくて、チケットをどうやって取ったらいいか困ってたから来たのに。きょうはもう無理だね」と肩を落とした。 

 

 万博をめぐっては、割安な前売り入場券の販売が「駆け込み需要」で伸びている。主催する日本国際博覧会協会によると、9日までに売れた前売り入場券は906万枚で、前週より36万枚増。昨秋以降は週単位で数万枚の販売数だったが、今年3月以降はいずれも10万枚を超えて増加傾向が続いている。(松尾葉奈) 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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