( 282764 )  2025/04/14 03:40:14  
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秋田県は、職員が月経に伴う症状がある際に使用できる「生理休暇」の名称を「健康管理休暇」に変更した。

これは、心理的なハードルを下げるためであり、2023年の取得率が4・4%であることから、取得意欲を高めることが狙いとされている。

アンケートによると、9割以上の職員が生理休暇の存在を知っており、63%が過去1年で取得したいと考えていたが、実際に取得したのは8%にとどまり、生理休暇ではない休暇を取得した人も23%いた。

取得しなかった理由には「周りに取得している人がいない」、「生理という言葉を口に出したくない」などの回答があったため、名称の変更が決定された。

また、時間単位での取得も可能になり、県職員だけでなく公立学校の職員にも同様の変更が適用される。

(要約)

( 282766 )  2025/04/14 03:40:14  
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秋田県庁 

 

 秋田県は今年度から、職員が月経(生理)に伴う症状がある際に使用できる「生理休暇」について、名称を「健康管理休暇」に変更した。取得の際の心理的なハードルを下げるねらいがある。 

 

 県人事課によると、県職員の2023年の生理休暇の取得率は4・4%だった。24年秋に実施した職員約240人のアンケートでは、約9割が生理休暇の存在を知っており、過去1年で取得したいと思ったことが「ある」と回答した人も63%にのぼった。 

 

 しかし「ある」と回答したうち実際に取得した人は8%にとどまった一方、生理休暇ではない休暇を取得した人が23%いたという。取得しなかった理由として「周りに取得している人がいない」、「生理という言葉を口に出したくない」などの回答が寄せられたことから、名称の変更を決めた。 

 

 あわせて、より柔軟な運用ができるようにするため、日単位だけではなく時間単位での取得も可能とした。県職員のほか、公立学校の職員にも同様の変更が適用される。 

 

 

 
 

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