( 282819 )  2025/04/14 04:42:34  
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2025年大阪・関西万博が大阪湾の人工島・夢洲で開幕し、158カ国・地域が参加して10月13日までの184日間開催される。

テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、社会課題の解決やSDGsの達成に向けたアイデアが紹介される。

開幕式では長蛇の列を作る来場者がいる中、テープカットセレモニーや政財界の要人らによる式典が行われた。

大阪では55年ぶりの万博で、約2820万人の来場が見込まれている。

会場のシンボルである木造の大屋根はギネス世界記録に認定され、パビリオンでは世界各国の文化や食べ物が紹介され、国内企業も最先端の技術を披露している。

(要約)

( 282821 )  2025/04/14 04:42:34  
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万博開幕を待つ来場者=13日午前、大阪市此花区(泰道光司撮影) 

 

2025年大阪・関西万博が13日、大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場で開幕した。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに158カ国・地域が参加し、10月13日までの184日間開催。さまざまな社会課題を解決する技術やSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けたアイデアが紹介される。 

 

この日は小雨が降る中、会場最寄りの大阪メトロ夢洲駅そばにある「東ゲート」前に、早朝から開門を待つ人たちの長蛇の列ができた。 

 

開門に先立ち、午前8時半から東ゲート付近でテープカットセレモニーが行われ、万博を運営する日本国際博覧会協会の十倉雅和会長(経団連会長)が「大阪・関西万博、ただいま開幕します」と「開会宣言」を行った。続いて政財界の要人ら関係者によるテープカットが行われ、万博が開幕した。 

 

国内での大規模な万博の開催は05年愛知万博以来となり、大阪では1970年大阪万博以来55年ぶり。期間中に計約2820万人の来場を見込んでいる。 

 

会場のシンボルとなる大屋根(リング)は1周約2キロ、高さ最大約20メートルの規模で、「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定された。リングの内側にはユニークな外観の海外パビリオンなどが集まり、「多様でありながら、ひとつ」という万博の理念を表している。 

 

パビリオンでは世界各国の文化やグルメも紹介され、国内企業のパビリオンも、万博のテーマに沿った最先端の技術や映像を披露。大規模な水上ショーが連日行われるなど華やかな祭典となる。 

 

 

 
 

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