( 283024 )  2025/04/15 04:09:25  
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大阪・関西万博が4月13日に開幕したが、陛下や秋篠宮さまなど皇族が視察に訪れた際に信号操作が行われないよう要望があったことが報じられている。

これは過去にも同様の要望があったことがあり、警備などに混乱を引き起こしている。

皇族に特別扱いはせず、周囲の負担を考える姿勢が必要だという指摘がされている。

(要約)

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Photo by gettyimages 

 

問題が山積みのまま、4月13日に開幕した大阪・関西万博。12日には天皇陛下が開会式に出席し、開会を宣言した。 

 

「陛下は11日に大阪入りし、話題の大屋根リングなどを視察されました。万博の名誉総裁を務めている秋篠宮さまと紀子さまも、同様に現場を視察されています」(宮内庁関係者) 

 

一方、現地で警備を担当する大阪府警は大混乱に陥ったという。 

 

「両陛下が公務中に車で移動する際、途中の信号はすべて青に切り替えて通行するのが慣例です。警備を円滑に進めるため、今回の万博視察でも信号を操作する予定でした。 

 

ところが、事前に秋篠宮家から府警に対して、『一般の感覚に合わせて、信号は替えないでほしい』との要望があったというんです」(同前) 

 

過去にも秋篠宮家は同様の要望を出しており、それがトラブルを引き起こしていた。 

 

「2021年の天皇誕生日、両陛下と紀子さまはそれぞれ車で赤坂御所から皇居へと向かわれました。ところが、両陛下はすべての信号を青で通過したものの、紀子さまの車は赤信号で停車したので遅れてしまった。 

 

皇居の半蔵門に着いた時には、先着された両陛下を祝福した人々が興奮冷めやらぬまま道を塞いでいて、紀子さまは交差点の真ん中で数十秒も“立ち往生”することになったのです。この時も秋篠宮家から、『信号を操作しないでほしい』という要望があったと言われています」(同前) 

 

万博での信号操作について宮内庁に問い合わせたところ、「警備に関することはお答えを差し控える」との回答だった。 

 

皇族だからといって、特別扱いを良しとせず――その立派な心がけが、時として周囲の負担になっている。 

 

「週刊現代」2025年4月28日号より 

 

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