南部靖之氏がパソナグループの取締役を５月３１日に辞任することが発表された。

南部氏は創業者であり、５０周年を迎える節目に新しいグループを築くため、本人が辞任を申し出た。

８月２２日の株主総会と取締役会を経て、若本博隆副社長が会長に、中尾慎太郎常務執行役員（パソナ社長）が社長に就任する予定だ。

南部氏は１９７６年に人材派遣会社を創業し、２００１年に上場、０７年には持ち株会社パソナグループを設立、上場していた。

（要約）

Shinichi Uchida 

［東京　１４日　ロイター］ - パソナグループは１４日、創業者の南部靖之グループ代表兼社長ＣＥＯ（最高経営責任者）が５月３１日付で取締役を辞任すると発表した。１９７６年の創業から５０年目の節目を迎え、次の５０年に向けては新体制の下で新しいグループを築いていってほしいとして本人が辞任を申し出た。 

８月２２日の株主総会と取締役会を経て、若本博隆副社長が会長に、中尾慎太郎常務執行役員（パソナ社長）が社長に就任する予定。 

南部氏は大学卒業前の７６年２月に人材派遣会社を創業。２００１年に大証ナスダック・ジャパン市場に上場。０７年には持ち株会社パソナグループを設立、東証第一部と大証ヘラクレスに上場した。