( 283474 )  2025/04/16 07:23:36  
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トランプ米大統領はウクライナのゼレンスキー大統領を猛烈に批判し、有能であればロシアとの戦争は起きなかったと述べた。

ウクライナへの軍事支援に依存する姿勢に不満を表明し、和平交渉を巡ってロシアとウクライナの両方にいらだちを強めている。

トランプ氏は和平交渉について良い提案があるだろうと主張したが、詳細は明らかにしなかった。

(要約)

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ホワイトハウスで会談するトランプ米大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領=2月28日(ゲッティ=共同) 

 

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は14日、ウクライナのゼレンスキー大統領を猛烈に批判し「有能ならロシアとの戦争は起きなかった」と述べ、米国の軍事支援に依存する姿勢への不満をあらわにした。「彼が有能かどうかも分からない」とも語った。早期の停戦実現が見通せない中、ウクライナへの圧力を強めた。ホワイトハウスで記者団に語った。 

 

 米国が主導する和平交渉を巡ってウィットコフ中東担当特使が11日にロシアでプーチン大統領と会談したが、目立った成果は報じられていない。トランプ氏は最近「ロシアは動かなければならない」とも訴えており、ロシアとウクライナの双方へのいら立ちを強めている。 

 

 トランプ氏は記者団に和平交渉で「非常に近い将来に大変良い提案があるだろう」と主張したが、詳細は語らなかった。 

 

 ゼレンスキー氏について「国土が20倍のロシアと戦争をするべきではない」とし、米国に武器供与を「次々に求めてくる」と不快感を表明。口論になった2月末の米ウクライナ首脳会談について「乱暴」だったとし、ゼレンスキー氏に対して批判的に振り返った。 

 

 

 
 

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