( 283854 )  2025/04/18 04:20:08  
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東京高裁は、相模原市の障害者施設での事件で死刑囚の再審請求を棄却する決定をした。

死刑囚は入所者らを殺傷し、地裁で死刑判決を受けた後、再審請求を行ったが退けられた。

この決定に対して即時抗告していたが、高裁は不服とした植松死刑囚側の抗告を退けた。

(要約)

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東京高裁=東京都千代田区(AFP時事) 

 

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件で、再審を認めなかった横浜地裁決定を不服とした植松聖死刑囚(35)側の即時抗告について、東京高裁(永渕健一裁判長)が棄却する決定をしたことが17日、弁護人と高裁への取材で分かった。 

 

 10日付。植松死刑囚と弁護人は最高裁に特別抗告した。 

 

 植松死刑囚は2020年3月、一審横浜地裁で殺人罪などで死刑判決を受け、弁護人の控訴を自ら取り下げ確定した。22年4月に再審請求したが、23年4月に地裁が退け、死刑囚側が即時抗告していた。 

 

 永渕裁判長は、再審請求には理由がないとした地裁決定について「判断に誤りはない」とした。 

 

 控訴取り下げを巡っては、弁護人が無効を申し立てたが、22年12月に最高裁が弁護側の特別抗告を退け、取り下げは有効とした東京高裁決定が確定している。 

 

 確定判決によると、植松死刑囚は16年7月26日未明、同園に侵入。入所者19人を殺害し、職員を含む26人に重軽傷を負わせた。  

 

 

 
 

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