石破茂首相は、4月17日夜に自民党の衆院1区選出議員でつくる「1区の会」のメンバー約20人と会食し、7月に行われる参院選の情勢について意見交換し、力を合わせて臨むことを確認した。

首相は日米両政府の相互関税に関する協議などについても苦労していると述べたという。

会食には岸田文雄前首相や中谷元防衛相、遠藤利明元総務会長、木原稔前防衛相らが出席した。

（要約）

米国との相互関税に関する協議を受け、報道陣の質問に答える石破茂首相＝首相官邸で2025年4月17日午前10時4分、平田明浩撮影 

　石破茂首相は17日夜、自民党の衆院1区選出議員でつくる「1区の会」のメンバー約20人と東京都内のホテルで会食した。7月に予定される参院選の情勢について意見交換し、力を合わせて臨むことを確認した。出席議員によると、首相はトランプ米政権の関税措置を巡る日米両政府の協議などを念頭に「いろいろな日米の問題もあるし、苦労してます」と話す場面もあったという。 

　会食には岸田文雄前首相（広島1区）や中谷元・防衛相（高知1区）、遠藤利明元総務会長（山形1区）、木原稔前防衛相（熊本1区）らが出席した。首相も鳥取1区選出。【神山恵】