( 284056 ) 2025/04/18 07:42:13 0 00 ヤクルト対阪神 9回裏ヤクルト2死二塁、村上(中央左)は打席の途中で交代を申し出る。右端は高津監督(撮影・足立雅史)
<ヤクルト-阪神>◇17日◇神宮
上半身のコンディション不良から復帰したヤクルト村上宗隆内野手(25)が再びアクシデントに見舞われた。4-5の9回2死二塁、顔をしかめた。阪神岩崎の高め144キロ直球を強くスイングした。空振りした後、上半身に痛みが走った。自ら打席を外れ、そのまま一塁側ベンチに歩いた。肩を落としてベンチに座り込み、バットを置いた。高津監督は代打赤羽を告げた。再出発の一戦となるはずだったが、再離脱でファーム調整の見通しとなった。
もともと3月中旬に上半身を痛め、リハビリを積んできた。この日が復帰戦だった。「4番右翼」で即スタメン出場した。外野での出場はプロ8年目、837試合目で初だった。4回1死は木浪の後方への打球を背走し、切り返して捕球するなど8度の守備機会を無難に処理した。バットでは8回1死から左前打を放ち、4打数1安打だった。
8日イースタン・リーグ西武戦で1カ月ぶりに実戦復帰し、2軍戦には5試合出場していた。試合前は「何とか少しでも力になりたい。本当に感謝の気持ちを忘れず、1試合ずつ頑張っていきたい」と話していた。万全で戻ってきたはずだったが、無念の結果となった。【上田悠太】
▽ヤクルト高津監督(交代の村上について)「再発です」
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