( 284379 ) 2025/04/20 03:39:08 1 00 調査によると、GWの過ごし方に関する理想と現実とのギャップや葛藤が明らかになっています。 |
( 284381 ) 2025/04/20 03:39:08 0 00 日テレNEWS NNN
ある調査で、ゴールデンウイーク(GW)の過ごし方をめぐる理想と現実のギャップや、葛藤が浮かび上がってきました。最も多いのは「自宅で過ごす」ですが、その割合は去年より増えています。外出控えが高まる背景には何があるのでしょうか?
そこで今回の
、「GW 理想と現実のギャップは?」をテーマに解説します。
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忽滑谷こころアナウンサー 「本当は旅行や遊びに行きたいけれど行けないという、世間の皆さんのGWをめぐる葛藤が見えてきました」
「17日に発表された、インテージによる調査結果です。『GWは何連休ですか?』という質問に最も多かった回答は『4日』でした(40.6%)。今年の日の並びを見ると、土曜と日曜が休みで祝日をつなげて4連休(5月6日まで)という方が多いようです」
「『4連休でもうらやましいな』と思う方が多いでしょうが、『1週間以上』という人が15.7%もいました。それと同じくらいの割合だったのが、GWに1日も休みがない『0日』(15.1%)。飲食店やサービス業の方は、なかなか休めないというのが現実ですかね」
鈴江奈々アナウンサー 「GWにお出かけする人が多い分、需要が高まる場所ではお仕事が忙しいんでしょうけれども、一緒に頑張りましょう」
直川貴博キャスター(元福島中央テレビアナウンサー) 「支えてくださる方がいるからこそ、楽しめる人がいるわけですからね」
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忽滑谷アナウンサー 「1日でも休める皆さんがGWに何をして過ごすのか。最も多かったのは『自宅で過ごす』で37.3%。続いて『外食』が17.5%、『ショッピング』が16.1%、『国内旅行』が13.6%。『テーマパーク』は2.1%で、1.3%の人たちは『海外旅行』でした」
森圭介アナウンサー 「こう考えると、限られた方々という感じがしますね」
忽滑谷アナウンサー 「日取りやコストの高さも(割合が少ない背景に)あるのかもしれません」
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忽滑谷アナウンサー 「上位4つの割合を去年と比較してみると、(1位の)『自宅で過ごす』は3.2ポイント増。他の3つは(マイナス0.6ポイント~マイナス3ポイントと)減っています」
「去年よりも外出控えの傾向が強まっていて、なおかつお財布のひももギュッと固くなっている様子がうかがえる結果かもしれません」
森アナウンサー 「もしかするとこの辺りにも物価高の影響が出ているのかもしれませんね。家でおとなしくという気持ち、わかります」
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忽滑谷アナウンサー 「SNSでも、『ガソリン代が高いから節約のために近場にしようかな』『インバウンド需要で宿が高い』『日帰りにしようかな』といった声が上がっていました」
山崎誠アナウンサー 「宿が高いという話がありましたが、僕もこの間、国内で1泊で出かけました」
「土曜から日曜なので普段よりは比較的高いんですけど、ビジネスホテルが3万円ぐらいして、なんとか1駅隣で1万円台を見つけてそこにしました。そういうホテルが増えると尻込みする気持ちはわかりますね」
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忽滑谷アナウンサー 「そんな葛藤をより具体的に数字で表したものがあります。本当にやりたいことと実際の予定を5000人に聞いたインテージの調査です。ここからわかるのは、世間のゴールデンウイークの理想と現実にどれほどギャップがあるのかということです」
「まずは『海外旅行』について。5.2%の人が本当は行きたいと思っていますが、実際に予定している人は1.3%にとどまっています。『テーマパーク』は6.0%の人が行きたいと思っていますが、予定しているのは2.1%です」
「『国内旅行』は行きたいと思うのが16.9%なのに対して、実際は7.7%。9.2ポイントの差がありました。日取りやコストということもあってこの結果になっているのかもしれません。(最多の)『自宅で過ごす』はまさに逆転していて、10ポイント以上差があります」
「本当はどこかに行きたい(27.1%)けれども、仕方なく今年のGWは自宅で過ごそう(37.3%)という葛藤が、この10ポイント差に漂っています」
森アナウンサー 「理想と現実のギャップもそうですが、『国内旅行』や『テーマパーク』の数字を見てみると、行きたいと思うだけなら、もっと大きな数字でもいいわけですよね。そもそも、旅行に行くという気持ちにもなれないという方が多いのかなと…」
鈴江アナウンサー 「そうですね。その理由も気になるところではありますよね」
忽滑谷アナウンサー 「外出控えが強まっている背景について、この調査を行ったインテージは、混雑を回避したいという心理以上に、経済的な負担や外出コストが増えていることを要因として挙げていました」
直川キャスター 「私は東京に来るまで、福島と東京を行き来する期間がありました。東京で宿泊するよりも福島との往復の新幹線代を払った方が安いので、泊まらずにわざわざ帰ってまた次の日に来るということで、節約していました。(宿泊費が)高いんですよね」
忽滑谷アナウンサー 「出かけた先で泊まるということのハードルが高くなっているというのもあるかもしれないですよね」
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忽滑谷アナウンサー 「GW、日本国内にいる方にお得な情報をお伝えします。コンビニ大手各社がGWの期間、お得なキャンペーンを実施しています。ローソンストア100は、おにぎりなどを350円購入するごとに飲み物1本の無料券がもらえます」
直川キャスター 「うれしいですね。その場でもらえるんですか?」
忽滑谷アナウンサー 「その場で引き換えることができます。対象の商品を700円分買った場合は2本もらえるなど、複数受け取ることもできます。ファミリーマートとセブンイレブンは、対象商品を1個買うと1個もらえるキャンペーンを実施。例えば、コアラのマーチを1つ買ったら引換券をもらい、別の日に引き換えができます」
「なかなか今年のGWは休みが長期で取りづらいということですが、自宅でゆっくり過ごしたり、キャンペーンをお得に活用したりして楽しむといいかもしれません」
(2025年4月18日午後4時半ごろ放送 news every.「
」より)
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