( 284399 )  2025/04/20 04:01:19  
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2025年大阪・関西万博では、開幕から1週間で50万人以上の来場者があり、暑さ対策や混雑などの課題が浮かび上がっている。

万博協会はインターネットで入場券を販売し、事前予約制を導入しているが、開幕日に通信障害が起きたりして対応に追われている。

来場者は1日最大22万7000人を予想され、円滑な運営が必要だ。

また、暑さ対策も重要で大阪市では熱中症対策として水を噴射する冷却ミストやスポットクーラーを利用している。

(要約)

( 284401 )  2025/04/20 04:01:19  
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大阪・関西万博の会場を訪れる大勢の人たち。奥は開幕後の16日に開館したブラジルのパビリオン=大阪市此花区で2025年4月19日午後2時50分、長澤凜太郎撮影 

 

 大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で開かれている2025年大阪・関西万博は20日、13日の開幕から1週間を迎える。18日までの来場者は計50万人を突破。混雑や夏を控えた暑さへの対応など、課題も浮き彫りとなっている。 

 

 日本国際博覧会協会は19日、18日までの来場者は関係者10万人も含めて計51万3000人と発表した。 

 

 協会は「並ばない万博」を掲げ、インターネットによる入場券販売や事前予約制を導入。しかし、14万1000人が訪れた開幕日は、東ゲート付近で通信障害が発生し、スマートフォンで電子チケット(QRコード)を表示できないトラブルが起きた。このため、Wi―Fi(ワイファイ)を急きょ設置し、移動基地局も配備した。会期中は1日最大22万7000人の来場が予想され、円滑な運営が鍵となる。 

 

 暑くなる季節を控え、熱中症対策も大切になる。大阪市では19日、気温が28・1度まで上昇し、開幕後初の夏日となった。会場では、霧状の水が噴き出す「冷却ミスト」や「スポットクーラー」を順次稼働させるほか、給水設備を現在の74台から6月には110台に増やす。【岡崎英遠】 

 

 

 
 

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