( 285329 )  2025/04/23 06:12:55  
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政府が米国からのコメ輸入拡大を検討していることについて、江藤農相は国益を考える必要があると警戒感を示している。

米国側は無関税の輸入枠である「ミニマムアクセス(MA)」や、高関税を問題視している。

国内でコメの販売価格が下がらないことについて責任を感じているとも述べた。

(要約)

( 285331 )  2025/04/23 06:12:55  
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 米国の関税措置を巡る交渉で、政府が米国産のコメの輸入拡大を検討していることについて、江藤農相は22日の閣議後記者会見で、「主食であるコメを海外に頼る体制を築くことが国益なのかは、国民全体として考えてもらいたい」と警戒感を示した。 

 

 米国側は、「ミニマムアクセス(MA)」と呼ばれる無関税の輸入枠(年77万トン)の仕組みや、その枠外分にかかる高関税などを問題視している。江藤氏は「政府全体としてどう判断するのか、極めて厳しい話になる」と述べた。 

 

江藤農相 

 

 また、国内でコメの販売価格が下がらないことについて、「備蓄米を出しても店頭価格が下がらないことに責任を重く感じている。申し訳ない」と陳謝した。 

 

 

 
 

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