( 285544 )  2025/04/24 05:07:34  
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立憲民主党の小沢一郎議員は、石破茂首相のガソリン価格引き下げ策に対して効果が薄いと厳しく批判しました。

石破首相は自民党や公明党からの提言を受け入れたと説明しましたが、国民民主党との間でガソリン暫定税率廃止で合意がなかったことも指摘されています。

小沢氏は、石破首相の対応を批判し、減税を避けるための手段で、国民を馬鹿にしていると述べました。

石破首相はこれを与野党決戦への対応という見方もあるが、夏の参院選を意識して実施する考え方です。

(要約)

( 285546 )  2025/04/24 05:07:34  
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小沢一郎氏(2024年10月撮影) 

 

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は23日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、石破茂首相が22日夜、物価高対策として5月22日から、ガソリン価格を1リットル当たり10円引き下げると発表したことについて「ほとんど効果は無い」と、厳しく指摘した。 

 

 石破首相は発表に先立ち、自民党の小野寺五典、公明党の岡本三成両政調会長から、ガソリン価格の定額引き下げを求める提言書を手渡されており、「政府としては、与党の提言を重く受け止めた」と述べた。一方で、自民党は昨年末、公明、国民民主両党との間でガソリン暫定税率廃止で合意しながら廃止時期は決めておらず、国民民主は反発している。 

 

 小沢氏は、首相発言について報じたネットニュースを引用しながら「自民党お得意のやってるふり。ほとんど効果は無い。減税を避けるため目先にニンジンをぶら下げるようなもの。国民を完全に馬鹿にしている。『国民の生活が第一』の政治の実現のためには自民党を倒す必要」と、投稿した。 

 

 石破首相は今回の値下げについて、暫定税率の扱いについて結論を得て実施するまでの間の対応として「すぐに使える基金を活用する」としているが、与野党決戦となる夏の参院選を意識した対策の一環と見る向きもある。 

 

 

 
 

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