( 286169 )  2025/04/26 05:42:36  
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軽自動車で高級車ディーラーに行くと、一部の店舗では顧客として接してもらえないような態度を受けることがある。

例えば、放置されたり無視されたりすることがある。

ただし、別の店舗に行けば好意的な接客を受ける可能性もある。

スタッフに感情をぶつけるのは避け、別の店舗を試すことを勧める。

店長の変化で雰囲気も変わることもあるので、タイミングも重要だ。

見た目での差別は問題だが、軽自動車で高級車ディーラーに行く際は、少しの塩対応を覚悟しておくべきかもしれない。

(要約)

( 286171 )  2025/04/26 05:42:36  
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軽自動車で高級車ディーラーに行った場合、客として扱われないような接客をされる店舗もあるという。 

 

 庶民にとってハードルが高い場所のひとつが「高級車ディーラー」です。分け隔てることなく手厚くもてなしてくれるのか。それとも素っ気ない接客をされ、悔しさと怒り半分で早々に店を後にするのか。人によってさまざまな体験があるように感じます。 

 

 では、実際に軽自動車で高級車ディーラーに行ったらどうなるのでしょうか。 

 

 世の中世知辛いというか、やはり見た目が大事なのか。とある高級車ディーラーに軽自動車で行ったら店内で放置され、まるで客扱いされなかったという経験を筆者自身も経験しています。 

 

 店舗側からすれば、いつ買うかどうかもわからない客よりも、今日にでも即決してくれる人を選ぶのは仕方ないということはわかりますが、10数年前のことでもいまだに覚えていますし、それなりにインパクトのある経験だったと思います。 

 

 とある国産車ディーラーに仕事の足として使っている軽自動車で行ってみたAさん。ショールームのスタッフから、「なんでウチに来たんだよ」といった無言の圧力を感じたそうです。それでもせっかく来たのだからと店内へ。気づけば商談中のテーブル以外にスタッフの姿はなく、奥の部屋に引っ込んでしまった模様。 

 

 仕方なく呼び出すと「ご用件は?」といわんばかりの態度。怒りがこみ上げてくるのをグッと堪え、敢えて仕立てに「●●●を見てみたいのですが」とスタッフに伝えたAさん。その瞬間、ディーラーのスタッフがAさんの身なりを上から下に視線をずらしながらチェック。「どうぞ」とはいわれたそうですが、歓迎ムードでないことはあきらか。ため息をついてその場を離れたそうです。 

 

 とある輸入車の高級車ディーラーに国産軽自動車で行ったBさん。「数年以内に買い換えを考えているので実車を見せてほしい。できれば試乗もしてみたい」と店舗側に伝えました。担当したセールス氏も長年の経験則から「このお客さまは本当に買うかもしれない」と思ったのでしょう。 

 

 デモカーの試乗だけでなく、自宅が比較的ディーラーの近所にあり、実際に駐車場に停められるかの確認も含めてやってもらったそうです。アフターフォローも細やかで、2年後、ここのディーラーでクルマを購入したとのこと。 

 

 

 悔しい気もちはわかりますが、ディーラーのスタッフに生の感情をぶつけるのは避けてください。相手も業務上のマニュアルに沿って行動している可能性(客を選びなさいと明言しているようなセールスマン向けの資料はさすがにありません)があります。また、単にイヤなヤツということも十分にありえます。 

 

 同じブランドでも、店舗が変わる(つまり運営元の販売会社も変わる)だけで、接客がガラリと変わることがあります。1店舗目でイヤな思いをしたとしても、2店舗目で好意的な接客を受ける可能性も考えられるので(すぐに買えないとしても)、どうしても欲しいクルマがある場合、根気強くほかの店舗にも足を運んでみてください。 

 

 客商売である以上、悲しいかなこのような場面に遭遇する可能性は避けられません。裏を返せば「クルマを購入したあとにひどい店舗だった」と知る前にわかってよかった……と解釈できれば理想的です。 

 

 また、店長が替わるとそのディーラーのイメージや雰囲気が大きく変わることがあるので、タイミングもあるかもしれません。 

 

 見た目で接客態度があからさまに変わるのはどうかと思いますが、軽自動車で高級車ディーラーに行く場合、多少なりとも塩対応されることは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。 

 

松村 透 

 

 

 
 

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