( 286959 )  2025/04/29 05:11:47  
00

大阪・関西万博の「シンボル」である大屋根リングについて、閉幕後に200メートル程度を残す方針が検討されていることが分かった。

リングは世界最大の木造建築物で、残すことで補修工事費や維持費は開発事業者が負担する見通しである。

南側についても残すかどうか検討されているが、国や経済界、大阪府・市が維持費を負担する意向がなく、案は立ち消えとなりそうだ。

(要約)

( 286961 )  2025/04/29 05:11:47  
00

大阪・関西万博の大屋根リング 

 

 大阪・関西万博の「シンボル」である大屋根リングについて、万博の閉幕後、約1割にあたる200メートル程度を残す方針で検討されていることが分かりました。 

 

 万博会場の大屋根リングは、1周2キロメートルの世界最大の木造建築物です。 

 

 関係者によりますと、大阪府・市や万博協会などによる協議で、閉幕後は、リングの1割にあたる北東部分・200メートル程度を「万博のレガシー」として残す方針で検討されているということです。 

 

 会場跡地の一部エリアでは秋以降、開発事業者の公募が実施される予定ですが、リングを残すことで発生する補修工事費や維持費などは、事業者が負担することになる見通しです。 

 

 また、リング南側の約600メートルについても、残すかどうかが協議されていますが、国、経済界、大阪府・市いずれも維持費などを負担する意向がなく、案は立ち消えとなりそうです。 

 

 

 
 

IMAGE