( 287854 ) 2025/05/02 07:19:12 1 00 プロ野球巨人対広島の試合は延長12回で巨人が広島にサヨナラ勝利し、3連勝で今季初の4連勝を達成し、首位をキープした。 |
( 287856 ) 2025/05/02 07:19:12 0 00 サヨナラ打を放った巨人・吉川尚輝選手
■プロ野球 巨人4×-3広島 延長12回(1日 東京ドーム)
巨人は広島にサヨナラ勝利で同一カード3連勝。また今季初の4連勝で16勝11敗1分とし、今季最多の貯金5で首位をキープした。3-3で迎えた延長12回裏、広島8番手・岡本駿に対し、先頭の代打・若林が左前安打を放つも、泉口が二ゴロ併殺打に倒れ2死。それでもキャベッジが安打で出塁すると、吉川がライトへのサヨナラ三塁打を放ち、キャベッジが一塁から生還し試合を決めた。吉川のサヨナラ打は24年5月29日・ソフトバンク戦(東京ドーム)以来、自身6度目。
試合は先発・田中将が初回に、2死から5連打を浴び3失点。それでも2回に岡本の8号ソロ、3回に吉川の適時打で1点差に迫る。田中将は2回、3回とピンチを招くも追加点は与えず3回で降板。4回からは石川が2回無失点、6回は堀田が1回無失点に抑えると、6回裏にキャベッジの5号ソロが飛び出し3-3の同点に追いついていた。
スタメンは4月9日・DeNA戦(横浜)以来3週間ぶりにキャベッジが2番、ファーストには2試合連続で増田陸、レフトには7番で佐々木、センターには8番で萩尾が入った。
西舘が登録抹消で田中将が登録。田中将は今季3度目の登板、1勝1敗、防御率9.00。前回の4月17日・DeNA戦(東京ドーム)は2回7安打6失点(自責6)で負け投手。翌18日に登録抹消、ファームで4月25日・日本ハム戦(Gタウン)で先発し2回をパーフェクト、日米通算198勝。
立ち上がりは1番・小園を一ゴロ、2番・矢野を見逃し三振に斬り2死。しかし野間、末包に連打を浴びると、5番・坂倉にフルカウントから直球が高めに入り中前適時打を許し0-1。さらにファビアンにも追い込みながら中前適時打、菊池には左中間を破る適時二塁打を浴び、2死からの5連打で0-3。8番・田村は満塁策で申告敬遠、9番・ドミンゲスを二飛に打ち取り、25球で3つのアウトを奪う。
さらに2回は1死から矢野に左前安打、野間にはセカンドへの内野安打、末包は右飛でタッチアップを許し一、三塁。ここで坂倉を迎えるも、スプリットで二ゴロに打ち取り追加点は与えず。
打線は相手先発・ドミンゲスに対し、初回はキャベッジが三塁方向へのセーフティバントを決めるも、吉川が空振り三振、キャベッジは盗塁失敗の三振ダブルプレー。2回は先頭の岡本が初球を左翼スタンドへ運ぶ、打った瞬間の8号ソロを放ち1点を返す。岡本の本塁打は4月22日・中日戦(東京ドーム)でマラーから打って以来7試合ぶり。
田中将は3回、ファビアンを遊ゴロ、菊池に中前安打、田村に四球を出し一、二塁。ドミンゲスは犠打をさせず見逃し三振で2死も、小園に四球を出し2死満塁で矢野を迎える。それでも直球で詰まらせ遊飛に仕留め追加点は許さず。
3回の攻撃は田中将からだったが、代打・中山が送られ降板。3回69球、8安打、3四球、2奪三振、3失点だった。
中山は死球で出塁すると、泉口が犠打で1死二塁。キャベッジは凡退も、吉川が左前適時打を放ち2-3と1点差に迫る。
4回からは2番手で石川が今季初の救援登板。先頭の野間に左前安打、1死から坂倉に右前安打を浴び一、二塁も、ファビアンを左飛、菊池に四球で2死満塁。それでも田村を高めに抜けた直球で空振り三振に仕留める。石川は5回も続投しこの試合初めての三者凡退。
打線は4回に先頭の甲斐が四球を選ぶも、後続が凡退。6回からは3番手で堀田が登板し、1死から末包に中前安打を浴びるも、坂倉を一ゴロ併殺打に抑えクリーンナップを結果的に3人で抑える。
すると6回裏、代わった2番手・森浦から2番・キャベッジが追い込まれてから逆方向、レフトスタンドへの5号ソロを放ち3-3の同点に追いつく。この一打で田中将の負けが消える。
直後の7回は4番手・船迫が三者凡退。7回裏は先頭の佐々木が四球も、萩尾が犠打失敗のファウルフライで勝ち越せず。8回裏はハーンの前に三者凡退に終わる。
8回は5番手・高梨が三者凡退に抑える。9回も高梨が続投するが、先頭の野間に左前安打を浴び、6番手・田中瑛に交代。しかし、末包を投ゴロも自らの悪送球でピンチを広げ、二、三塁となり、坂倉を満塁策で敬遠し無死満塁の絶体絶命のピンチ。それでもファビアンを遊ゴロホームダブルプレーに仕留め2死。菊池を三ゴロに抑え無失点で切り抜ける。
9回裏は増田陸からも中﨑の前に三者凡退で延長戦に突入。
10回表は7番手・大勢が登板も、1死から堂林、小園に連打を浴びる。それでも矢野をフォークで見逃し三振、野間を遊ゴロに仕留める。10回裏は、塹江の前に三者凡退。
11回表は、8番手・ケラーが4番からの中軸に対し1回2奪三振無失点の好投。11回裏は守護神・栗林に対し、1死から岡本がレフトへ二塁打を放ち代走・増田大。甲斐は申告敬遠で一、二塁となり増田陸が中前安打でつなぎ1死満塁。しかし佐々木は空振り三振、萩尾の代打・岸田が遊飛に倒れサヨナラならず。
12回はケラーが回跨ぎで先頭の菊池に左前安打、犠打を許し1死二塁のピンチを招くも、大盛を空振り三振、小園を遊ゴロに打ち取り、これで救援陣が4回から12回までの9回を無失点リレーで引き分け以上が確定していた。
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